クラダシと関通の提携
2025-06-26 10:52:40

クラダシと関通が提携、物流業界のロス削減に挑む新たな取り組み

クラダシと関通が提携、物流業界のロス削減に挑む新たな取り組み



株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、CEO:河村晃平)と株式会社関通(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:達城久裕)が、物流業界で発生する余剰在庫や滞留在庫によるロスを削減するための事業提携を発表しました。この提携は、持続可能な社会を目指し、両社が力を合わせて新たなソリューションを提供することを目的としています。

事業提携の背景



クラダシは「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」というミッションと「日本で最もフードロスを削減する会社」というビジョンを掲げています。フードロス削減に向けた取り組みとして、食べられるにもかかわらず廃棄される可能性のある食品を「Kuradashi」を通じてお得に販売し、その売り上げの一部を社会貢献活動に活用しています。

一方、関通は受注から庫内物流までのアウトソーシング事業と物流システムの販売を手掛け、お客様のニーズに応じたきめ細かな物流サービスを提供しています。これまで培ったノウハウを強みに、物流課題の解決に尽力してきました。

現状、日本では消費可能な食品がさまざまな理由で廃棄される事態が続いています。消費が迫る賞味期限の食品や季節商品、また自然災害による影響で、正常な流通ルートを通れない製品が多いため、フードロスが増加しています。物流業界でも同様に、入出荷作業中の破損や事故により販売できなかった商品が数多く廃棄されています。

このような課題に対処するため、クラダシと関通は提携し、通常の流通プロセスで販売できなくなった商品を再流通させる策を講じることになりました。

事業提携の内容



今回の提携により、関通は余剰在庫や滞留在庫で困っている荷主企業をクラダシに紹介します。クラダシはその在庫を買い取り、「Kuradashi」で販売します。この取り組みによって、廃棄される可能性のある商品が再び流通する機会が生まれ、CO2削減にも貢献します。

さらに、この提携を通じて関通は荷主企業の在庫課題に対する根本的な解決策を提供し、企業は余剰在庫による倉庫代の削減や、再流通を通じた新たな収益機会を得ることができます。クラダシもまた、Kuradashiでの商品ラインを増やし、さらなるフードロス削減へと貢献することが可能になるでしょう。

クラダシでは以前より、余剰在庫解決のために「物流代行サービス」の提供を行っており、これまでも多くの施策を実施してきました。

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」



Kuradashiは、楽しいお買い物を通じて社会貢献を実現するためのプラットフォームです。未使用の食品をお得に提供し、売上の一部を社会貢献活動に還元しています。このマーケットは、環境保護や災害援助などの取り組みへ寄付を行い、SDGsの目標達成にも寄与しています。

まとめ



今回の提携を通じて、クラダシと関通は物流業界における商品のロス問題に新たな解決策を提供し、より多くの荷主企業へアプローチしていきます。両社は、これからも社会に貢献するさまざまな取り組みを推進し、持続可能な未来を築いていく所存です。持続可能で経済的な活動を通じて、フードロスを含むさまざまなロスの削減に努めていきます。


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