ロクシタンが熊本県山都町の植樹プロジェクトを支援
ライフスタイルコスメティックブランドのロクシタンジャポンが、熊本県の山都町での植樹プロジェクトに参画し、1,100本の苗木を寄贈しました。このプロジェクトは、地域の豊かな生態系を育むための重要な取り組みであり、ロクシタンのCSR活動の一環として知られています。
植樹活動の背景と目的
ロクシタンのCSR理念、「植物の多様性を保護し、生産者をサポートする」という約束に基づいて、2021年から始まったこの活動は、認定NPO法人 環境リレーションズが展開する「Present Tree inくまもと山都Ⅴ」と連携しています。この活動では、熊本県山都町の独自の生態系を守りつつ、有機農業の復興にも寄与しています。
今年で5回目となる植樹イベントには、ロクシタンの社員11名や地元の高校生、そして熊本県の副知事や町の副町長を含む約60名が参加しました。植樹地は美しい棚田や茶畑が広がる場所で、参加者は苗木を一つずつ大切に植えました。
自然共生サイトとしての熊本県山都町
熊本県山都町は2023年に国から「自然共生サイト」に認定されており、特筆すべき点は、ここに生息する生物の多様性です。特別天然記念物であるニホンカモシカや絶滅危惧種のタガメが確認されています。このような貴重な環境を次世代に残すことが、ロクシタンにとっても大切な目標です。
参加したロクシタンの社員からは、「ただ植樹をするだけにとどまらず、その地域の文化やSDGsに対する姿勢を学べたことがとても貴重でした」「自然環境の大切さや、それを守るための努力をしている人々がいることがわかり、貴重な経験でした」という感想が寄せられました。
企業の取り組みとしての植樹活動
これまでにロクシタンは、合計5,186本の苗木を植え、植栽面積は約2.07ヘクタールにわたります。寄贈した1,100本の苗木も、その一環として植樹される予定です。ロクシタンは、「Present Tree inくまもと山都」の活動を通じて、地域の農業や生態系の保護に寄与しています。
このプロジェクトは、地域の人々と協力しながら、豊かな生態系を守り育てるための重要な活動です。ロクシタンは、ブランドのビジョンである「消費を再生に」という理念のもと、持続可能な未来に向けた活動を推進しています。
これからの展望
ロクシタンの取り組みは、ただ物を生産するのではなく、地域社会と環境に寄与することを見据えたものです。これからも熊本県山都町への支援を続けることで、自然環境の保全とともに地域の発展に寄与していきます。
ロクシタンの持続的な活動は、私たちが住む地球を少しずつ変える力を持っています。これからもこのような事例が続くことを期待しつつ、皆さんもぜひ自分の地域の自然を大切にし、環境への配慮を意識してみてください。