化粧品とデータの新講座
2025-07-17 10:56:22

女子中学生向け、化粧品とデータサイエンスの新しい学びの場

女子中学生向け、化粧品とデータサイエンスの新しい学びの場



2025年7月16日、山脇学園中学校・高等学校で行われた『化粧品×データサイエンス講座』が注目を集めました。この講座は、株式会社コーセーが提供し、化粧品の開発とデータサイエンスの関係を学びながら、生徒たちの理系キャリアへの興味を広げることを目的としています。

化粧品とデータの魅力的な融合



この特別講座には、山脇学園の女子中学3年生280名が参加しました。コーセーのデータサイエンティストが登壇し、化粧品開発におけるデータサイエンスの実際の応用事例について解説しました。生徒たちは「感性とデータから、みんなにぴったりの化粧品を見つけよう」という研究課題に取り組むことが求められました。

未来の科学者たちのためのプログラム



講座では、ラベルを外されたスキンケア商品を実際に触りながら、自分の感覚に基づいてその感触を表現します。この過程で得たデータを集約し、統計解析を通じて商品の新たな魅力を見つけるという体験が提供されます。生徒たちは好きな商品を選び、その性質について発表することで、創造力とデータ解析能力を同時に磨くことができます。

理系キャリアへの扉を開く



株式会社コーセーは、性別や年齢にとらわれない新たなお客さま作りを進めており、特に女性の理系キャリアを支援することを重視しています。日本における理工系大学進学率には課題があり、特に女性の進学率は低い状況です。コーセーは自身の成功した女性研究者たちをロールモデルとし、若い世代に理系への道を選ぶ勇気を与えています。

山脇学園の取り組み



山脇学園の黒田雅幸教員は、生徒たちが課題を自ら見つけ解決策を模索する「探究学習」に注力しており、特にデータサイエンスの重要性が増している現代にふさわしい教育を行っています。彼は今回の講座が、生徒たちに新たな視点を提供し、未来の職業選択の幅を広げる貴重な機会になると期待を寄せています。

研究者としての伊達のプロフィール



この講座の講師を務めたのは、株式会社コーセーの中村理恵さん。2005年に入社し、品質保証から製品開発、皮膚科学の研究を経て、現在のデータサイエンスグループを設立。統計学の博士号を取得し、顔写真から未来のシワのレベルを予測する独自のモデルを開発しました。彼女は、自身の経験を通じて生徒たちに理系の面白さを伝える役割を果たしています。

終わりに



この講座は、化粧品の楽しさとデータサイエンスの面白さを結びつけながら、女子中学生たちが理系の道を志すきっかけを与える重要な一歩です。今後もこうした取り組みが多くの学生に広がることを期待しています。


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