ホラー漫画の金字塔・伊藤潤二原作朗読劇「富江」が上演決定
ホラー漫画界の巨星、伊藤潤二によるデビュー作「富江」が2026年1月12日から1月18日まで、ヒューリックホール東京にて朗読劇として上演されることが発表されました。この公演は、アニメ専門チャンネル『アニマックス』が、NTTドコモとの共催で行うもので、今をときめく人気声優たちが集い、声の力で恐怖の世界を表現します。
声で紡がれる恐怖の物語
「富江」は、伊藤潤二が描く美しい女性の死と復活をテーマにした物語で、魅力に取り憑かれた人間がどのように狂っていくのかを描写しています。この作品は「漫画界のアカデミー賞」と称されるアイズナー賞を4度も受賞し、2025年には国際的な殿堂入りを果たしています。
公演では、声優陣が日替わりで演じ、合計で10公演を行います。声優には内田彩や井上麻里奈、山下大輝らが名を連ね、怪談師たちも参加して“声”による恐怖の世界を創ります。俳優や怪談師、声優が集まり、彼らの演技が生々しい命を与えることで、観客を新たな恐怖体験へと誘います。
脚本・演出は話題の烏丸棗
脚本・演出には、劇団「牡丹茶房」の主宰であり、恐怖を巧みに描く烏丸棗が担当します。彼の作品はこれまでにも高い評価を受けており、今回の朗読劇も期待が寄せられています。烏丸は原作のエッセンスを生かしつつ、怖くて面白い新たなストーリーに仕上げたとのことです。
原作・伊藤潤二からのメッセージ
朗読劇が形になることを喜ぶ伊藤潤二先生からもコメントが寄せられ、彼の創り出す美しくも恐ろしい富江がどのように人々を翻弄するのかを期待するよう呼びかけています。観客たちは、彼の独特な視点から描かれた恐怖の世界に引き込まれることでしょう。
チケット情報と開催概要
朗読劇「富江」の最速オフィシャル先行チケットは、10月9日から販売を開始しています。この機会を逃すことなく、ぜひチケットを手に入れてください。
開催概要
- - 公演名:Lemino presents アニマックス朗読劇「富江」
- - 開催日時:2026年1月12日(月・祝)~1月18日(日)の全10公演
- - 会場:ヒューリックホール東京
- - アクセス:こちら
- - チケット:全席指定 10,000円(税込 11,000円)
様々なキャストが名を連ねる中、富江役には中村アヤカが挑みます。朗読劇ならではの声の迫力を持つ演技が光ることでしょう。
最後に
伊藤潤二の独特な世界観を声で楽しめるこの朗読劇。ホラー好き、「富江」ファンにはたまらないイベントです。この機会をお見逃しなく!