万博と美の対話
2025-02-27 14:25:17

大阪・関西万博の新シグネチャーパビリオンが生み出す美と対話の融合

大阪・関西万博の新シグネチャーパビリオンが生み出す美と対話の融合



2025年に開催される大阪・関西万博、その中核を成すシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater - いのちのあかし - 」が、ユニークなユニフォームとオリジナルメイクアップを発表しました。このプロジェクトは映画作家・河瀬直美がプロデューサーを務め、多様な「対話」をテーマにしています。

ファッションブランドと資生堂が手掛けたユニフォームとメイク



アテンダントスタッフが着用するユニフォームは、ファッションブランド「minä perhonen」のデザインによるもの。全体にあしらわれた対話を象徴する吹き出しのモチーフが、温かく楽しげなパビリオンの雰囲気を醸し出しています。特に、ユニフォームのコートジャケットは一般的な右前左前の慣習から解放され、右と左の生地が重なり合う形を採用。このデザインは、異なる意見が交じり合うことの大切さを伝えるメッセージを含んでいます。

さらに、バンダナはスタッフがその日の気分に合わせて様々なスタイルにアレンジできるように設計されています。これにより、個性を尊重しつつ、来館者に対話の促進を促します。ユニフォームにはコートジャケットやレインコート、Tシャツ、サコッシュ、バンダナ、靴下など、多様なアイテムが揃っています。

資生堂が提案する対話の美「Dialogue Beauty」



また、資生堂が手掛けるオリジナルメイク「Dialogue Beauty」もお披露目され、アテンダントたちが個々の魅力を引き立てます。このメイクは、年代やジェンダーに縛られず、個性を大切にすることを目指しています。資生堂のヘアメイクアップアーティストたちが研修を行い、アテンダントにはその日の気分に合わせたメイクを施すためのフェイスアクセサリーも用意されています。

資生堂ビューティークリエイションセンターのオリジナルメイク開発者は、対話を通じて人々がより良い関係を築けるよう、美の力を通じてサステナブルな社会の実現を目指しています。このプロジェクトを通じて、アテンダントたちが毎日元気を持ってお客様を迎えられることを願っています。

対話の場としての「Dialogue Theater」



シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」の理念は、分断の解消であり、異なる文化や考えを持つ人々が対話を通じて理解し合うこと。この184日間の期間中、数千回の対話が行われ、参加者は多様な視点を学び、体験することが期待されます。パビリオンでの出会いや対話が、訪れる皆様にとって新たな発見となることを目指しています。

河瀬直美プロデューサーも「毎日が人類史上、はじめての対話」をテーマに、大阪・関西万博が新しい対話の場を提供することを強く望んでいます。ユニークなユニフォームと共に、ぜひ多様な意見が交わされるこの素晴らしい空間を訪れてみてください。美と対話が融合し、生きた文化が花咲く瞬間をお見逃しなく!


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