鷹取醤油株式会社が特別賞を受賞
岡山県備前市に本社を構える鷹取醤油株式会社が、一般社団法人 人を大切にする経営学会の主催する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞において、審査委員会特別賞を受賞しました。これは、同社にとって大きな快挙であり、岡山県内では5社目、また岡山県では唯一の受賞となります。
創業120年の喜びと感謝
創業から120年を経て、鷹取醤油は日本の食文化において重要な存在であり続けています。1905年に設立された同社は、醤油醸造を主要な事業とし、日本の伝統を守りつつ、変化する時代にも柔軟に対応してきました。受賞の背景には、地域社会への長年の貢献や従業員を大切にする経営理念が高く評価されたことがあり、経営者である鷹取宏尚さんはこの評価に感謝の意を示しています。
「事業は、世のため、人のため」という創業時の家訓を引き継ぎ、鷹取醤油は地域と社会に貢献することを使命しています。この思いは、曾祖父、祖父、父、四代目と続いてきた家訓に基づいたものです。地域に対して人を大切にする文化を育むことを目指し、今後も様々な取り組みを続けていく所存です。
社長のまかないランチが話題に
鷹取醤油は、そのユニークな取り組みとして「社長のまかない」ランチも実施しています。月に一度、社長自らが腕を振るって従業員に提供するこのランチは、自社製品を使ったこだわりのメニューが支持され、社内のコミュニケーション活性化にも寄与しています。この取り組みはSNSでも大きな話題となり、企業の一体感を高める役割も果たしています。
未来への情熱
特別賞の受賞を機に、鷹取醤油はますますの努力を誓っています。従業員全員が技術の研鑽と品質向上に取り組み、地域社会に愛される企業であり続けることを目指します。これからも醤油を通じ、日本の文化を支える存在としての使命を果たしていくことでしょう。
会社概要
- - 所在地: 岡山県備前市香登本887
- - 代表者: 代表取締役 鷹取宏尚
- - 創業: 1905年
地域に根ざし、人を大切にする鷹取醤油が、これからも新しい取り組みを行い、さらなる発展を遂げていくことに期待が寄せられます。