現代ライブ観
2025-07-17 11:03:24

暑さと人混みで変わる現代若者のライブ観!映像派41人に聞いた夏フェス事情

夏フェスがもたらす新たなライブ観



毎年夏が近づくと訪れるのが待ちに待った音楽フェス。日本各地で開催されるこのイベントでは、有名アーティストたちが集まり、ファンを魅了するパフォーマンスを繰り広げます。しかし、近年の厳しい暑さは、生で楽しむことのハードルを一段と高めています。そこで、マーケティング情報サイト「放課後NEWS」が実施した、10代・現役高校生を対象とした意識調査を基に、現代の若者たちのライブに対する考え方を探ってみました。

ライブを映像で見たい若者が15%



調査によると、アーティストのライブを「映像で見たい」という回答者は、なんと15.4%に達しました。その理由として、特に多かったのが「暑いから」「熱中症になりたくないから」という意見。体調を最優先に考える若者が増えていることが伺えます。加えて、映像ならではのメリットとして、「良いアングルで見られる」「近くで鮮明に楽しめる」「再視聴や停止ができる」といった点が挙げられ、視覚的体験の快適さを重視する傾向が見受けられました。

さらに「人混みが苦手」「入退場の際のストレスが嫌」といった意見も多く、人混みの中でのライブ体験が厳しいと感じる若者が多いことも特徴的でした。特に大型フェスでは、入退場時に生じる大人数の動きに対してストレスを感じ、参加をためらう要因となっています。

暑さを超える「生で見たい」84.6%の熱狂



一方、「生で見たい」と回答した若者は84.6%にも上り、その理由には「迫力や臨場感がダイレクトに伝わる」「推しのアーティストを生で見られる喜びが何ものにも代えがたい」との声がありました。生のライブならではの「音の振動」が体感できることや、家庭では得られない爆音を楽しむことが可能であるため、多くの若者が生の体験を重視していることがわかります。

新たなライブの楽しみ方



デジタルコンテンツが日常になった今、若者たちはライブ体験に対して多様な視点を持っています。生では得られないデジタルならではの利点と、生だからこそ感じられる迫力との間に、競合が生じていることは確かです。さらに近年では、規制退場により退場時の混雑を経験することが多く、そのストレスが若者を映像視聴へと導いているのかもしれません。しかし、一度生で体験したその感動は、決して忘れがたいものです。

調査の詳細と展望



調査結果に関する詳細は「放課後NEWS」で見ることができ、全国に広がる高校生ネットワークを活かし、現代の若者に対する理解を深めています。これからの音楽シーンにおいて、若者の声をどのように反映していくのかが注目されます。音楽イベントの進化は、未来の形を大きく変える可能性を秘めています。

新しい時代の音楽体験は何をもたらしてくれるのか、これからも目が離せません。皆さんもぜひ、今年の夏祭りに足を運んでみて、新たな発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

調査結果の詳細はこちらから

株式会社ワカモノリサーチでは、若者に特化したマーケティング調査を行っており、企業やメディアからの依頼も受け付けています。興味のある方はぜひホームページをご覧ください。


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