映画『架空の犬と嘘をつく猫』がタリン映画祭に選出！新たな家族の物語が始まる

映画『架空の犬と嘘をつく猫』ワールド・プレミア開催決定

2026年1月9日（金）に全国公開される映画『架空の犬と嘘をつく猫』が、タリン・ブラックナイト映画祭の公式コンペティション部門に選出され、ワールド・プレミアが開催されることが決定しました。

物語の背景

本作は、高杉真宙が主演を務め、森ガキ侑大監督が手掛けた作品です。原作は寺地はるなの同名小説で、家族の成長を描いたストーリーとなっています。物語は、事故で亡くなった弟の存在を追う母の心理を軸に、彼らが直面する現実との葛藤を描写します。家族の誰もが「不都合な真実」から目を背け、互いに「嘘」を織り交ぜながら生活する姿は、観る者に愛おしさと同時に切なさをもたらします。

タリン・ブラックナイト映画祭について

タリン・ブラックナイト映画祭は、エストニアの首都タリンで毎年開催される国際映画祭で、作家性やメッセージ性の強い作品に焦点を当てています。過去には、是枝裕和監督の作品なども上映されており、日本作品の中でも特に注目される映画祭です。本作がOfficial Competitionに出品されることは、映画界での大きな栄誉といえるでしょう。

監督とキャストのコメント

森ガキ監督は、タリン・ブラックナイト映画祭が特別な存在であると語り、再びこの地で作品が上映されることを喜びます。「家族という不思議な集合体」を描いたこの作品が、観る人の心に深く響くことを願っています。主役の高杉真宙も、ワールド・プレミアの知らせに驚きつつ、高い期待感を持っている様子です。

家族の絆と嘘

本作では、家族の中で繰り広げられる複雑な感情や人間関係が描かれます。それぞれが自分の真実を隠し、時に「家族をやめたい」と思う瞬間もある中で、寄り添い合う関係性を表現しています。不完全だけれど愛おしい家族の姿は、多くの人に共感を呼ぶことでしょう。

映画のビジュアルと発表

特別ビジュアルでは、自らの心の葛藤を表現する高杉演じる山吹と共に、歪な家族関係が象徴される場面が描かれています。ビジュアルと同時に公開された場面写真にも、家族が様々な表情を見せています。これからの展開に期待が高まるところです。

映画『架空の犬と嘘をつく猫』は、2026年1月9日から全国公開予定です。続報にご期待ください！