祝!『blast ブラスト!』の特別公演が大成功
4月6日、練馬文化センターで開催された『blast ブラスト!』presents SPRING CONCERTは、日本の高校生たちが作り上げた特別なステージ。25周年を迎えた『blast ブラスト!』という音楽エンターテインメントの一環として行われたこのイベントは、多くの観客を惹きつけました。
高校生たちの圧巻パフォーマンス
出演したのは、埼玉栄中学・高等学校、東海大学付属高輪台高等学校、神奈川県立湘南台高等学校の3校。各校の独自のオリジナルパフォーマンスや『blast ブラスト!』の楽曲を披露し、会場は感動の渦に包まれました。特に注目されたのは、合同演奏での「Bolero(ボレロ)」。通常34名のキャストで演奏される本曲が、300名以上の高校生によって演奏され、観客からは歓声が上がったことが印象的でした。
米所裕夢の特別な参加
さらに、2012年から『blast ブラスト!』のキャストとして活躍中のトランペット奏者・米所裕夢も出演。この公演では、高校生たちの演奏する楽曲のアレンジを手掛け、合同演奏にも参加しました。学生たちと一緒に生み出した熱い瞬間に、「一キャストとして本当に幸せです」との感想を述べています。
各校の意気込みと魅力的な演奏内容
埼玉栄中学・高等学校マーチングバンドは、自校のオリジナルパフォーマンスに加え、「Color Wheel(カラー・ホイール)」「Split Complimentaries(スプリット・コンプリメンタリーズ)」を演奏。部長の生徒は、「出演することが今後の自信に繋がります」と述べ、演技面でも新たな刺激を感じたと語っています。
東海大学付属高輪台高等学校の吹奏楽部は、「Turkey in the Straw(藁の中の七面鳥)」「Shaker Song(シェイカーソング)」を披露しました。マーチングリーダーの生徒が、「リハーサルから多くのことを学べました」と語るように、全体的に躍動感あふれる演奏と美しいハーモニーを披露し、観客を魅了しました。
神奈川県立湘南台高等学校吹奏楽部White Shooting Starsは、「Land of Make Believe(ランド・オブ・メイク・ビリーブ)」を演奏し、心を掴むパフォーマンスで会場をひとつにしました。ドラムメジャーの生徒は、「新しい表現の仕方をたくさん学びました」と感想を述べ、今後の音楽活動に活かす意気込みを見せています。
フィナーレを飾った「Malaguena」
特別公演は、「Malaguena(マラゲーニャ)」で締めくくられました。この曲は情熱的なリズムで、高校生たちの熱い思いを観客に伝え、米所裕夢も加わることで、その迫力は一層際立ちました。会場は歓喜に包まれ、観客の心に深く響くパフォーマンスとなりました。
終わりに
普段はそれぞれの学校で切磋琢磨し、時にはライバル同士として競い合う高校生たち。この特別公演での経験は、彼らにとって自信の源となり、これからの音楽人生における貴重な財産となるでしょう。『blast ブラスト!』の舞台で仲間とともに作り上げた音楽の喜びは、彼らのこれからの音楽活動に向けて大きな一歩を踏み出させるものです。彼らの未来が、ますます輝かしいものでありますように。
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