TOPPANインフォメディアが「国際発酵・醸造食品産業展」に出展
TOPPANインフォメディア株式会社は、2025年7月16日(水)から18日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「第4回国際発酵・醸造食品産業展」に出展します。この展示会は、発酵・醸造に関わるさまざまな製品や技術を集めた唯一の専門展示会で、日本の食品業界の未来を見据える重要な場となっています。
コンセプトは「サステナビリティ」
TOPPANインフォメディアブース(南3ホール/小間番号S16-14)では、「ラベル使用後の廃棄物を出さない、増やさない」をテーマにした展示を行います。特に注目なのが、剥離紙が不要な「ディレードラベル」と専用の「ライナーレスラベラー」です。これらの製品は、ラベルの使用にかかわる廃棄物を削減し、環境への影響を軽減することを目的としています。
ディレードラベルとライナーレスラベラー
ディレードラベルは、加熱により接着性を発揮する特殊なラベルです。これにより、従来のように剥離紙を必要とせず、CO2排出を削減する効果が期待できます。また、剥離紙が不要なので、廃棄物の減量にもつながります。さらに、ライナーレスラベラーを利用することで、ラベル貼付の作業負担を大幅に軽減し、効率的な運用が可能になります。これらの技術は、発酵・醸造食品業界において非常に重要な役割を果たします。
資源循環プロジェクト
また、TOPPANインフォメディアでは「資源循環プロジェクト」として、使用済みラベル台紙の水平リサイクルに取り組んでいます。これは、ラベル台紙を「リサイクル専用台紙」に変え、使用後には回収して再利用できる仕組みを作るものです。2021年から、このプロジェクトのメンバーとして環境保護活動を行っています。展示会では、実際に「リサイクル専用台紙」を使用したラベルを見ることができ、具体的な活動内容をアピールします。
中小企業のためのラベラーも紹介
さらに、中小企業を支援する「中小企業省力化投資補助金」にも注目です。この補助金を利用したスタンダードモデルのラベラー、「コンベヤ付き天面貼りラベラーTL-R512」のデモンストレーションも行います。これにより、中小企業の効率化や生産性向上に向けた取り組みをサポートします。
オンライン印刷サービス「HappyLabels」
加えて、最新のデジタル印刷機を使ったオンラインラベル印刷サービス「HappyLabels」も紹介されます。このサービスは、小ロット多品種のニーズに応えるために開発され、特にクラフトビール企業などの需要に応えています。高品質なカスタムラベルを簡単にオーダーできるため、業界で注目されています。
まとめ
TOPPANインフォメディアが出展する「第4回国際発酵・醸造食品産業展」は、サステナブルな社会の実現に向けた新たな取り組みを示す絶好の機会です。ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
開催概要
- - 名称: 第4回国際発酵・醸造食品産業展
- - 会期: 2025年7月16日(水)~18日(金)10:00~17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト南展示棟
- - 展示会URL: JAPAN FOODS WEEK
この展示会で新しい発見やビジネスのチャンスを見つけられるかもしれません。私たちの持続可能な未来に向けた一歩に、共に参加しましょう!