伝統技術のジュエリー
2025-08-04 13:12:18

日本の伝統技術を未来に繋ぐジュエリーブランド《maison TOI》の誕生

日本の美を世界に発信する《maison TOI(メゾントワ)》の誕生



日本のジュエリーブランド《ödul(オジュール)》を展開する株式会社エムハビットが、創業5周年を記念して新たなブランド《maison TOI(メゾントワ)》を発表しました。このブランドは、日本の美意識と伝統工芸を大切にしながら、持続可能で受け継がれる価値を提案することをテーマとしています。初めてのコレクションは、2025年8月28日から30日まで東京・表参道で開催される「M habit inc 5th anniversary LIMITED STORE 2025」にてお披露目される予定です。

ブランドコンセプトと名称の由来



《maison TOI(メゾントワ)》の名前には、フランス語で「あなた」を意味する“TOI”と、日本語の「永遠(トワ)」がかけられています。この名称には、ジュエリーを通じて大切な人に想いを紡いでいくという意義が込められています。サステナビリティと文化を交差させるこのブランドは、一過性の流行や量産による美から脱却し、消費されない、永遠に価値のあるジュエリーを目指しています。

伝統技術によるプロダクション



このブランドは、日本の伝統技術に根差した製品作りを大切にしています。使用される技法は、山梨県の職人により継承されてきた伝統的な手磨きや石擦りの技術です。これにより、自然に生成された模様を持つ天然石が、職人の手によって一つひとつ丁寧に磨かれ、ジュエリーごとに異なる個性を持たせています。また、リサイクルシルバーを用いることで、環境への配慮も実現しています。

ファーストコレクションの特徴



ファーストコレクションの中心を成すのは、時を経て生まれた天然石です。これらの石は、明治後期から大正初期にかけて山梨県甲府市で栄えたジュエリー産業のデッドストックから選ばれています。さまざまな天然石の形状を活かし、異なるサイズのダイヤモンドを個別にセッティングした「ABUKUシリーズ」も展開されます。泡の儚さと多様性にインスパイアを受けたこのコレクションは、アートピースとしてだけでなく、持続可能な未来を象徴する重要なアイテムとなるでしょう。

初の展示会について



《maison TOI》は、エムハビットの設立5周年を祝う特別イベントで初公開されます。
  • - 日程: 2025年8月28日(木)〜30日(土)
  • - 時間: 10:00〜18:00(初日はアポイントメント制)
  • - 会場: tiers gallery(東京都渋谷区神宮前5-7-12/表参道)
初日には関係者限定の特別公開が行われ、一般向けの展示は29日、30日の2日間です。

未来への展望



《maison TOI(メゾントワ)》は、ジュエリーを通じて日本の伝統美や技術を未来に伝えるブランドとして、多くの人々に愛されることを目指しています。次世代に受け継がれる価値を生み出し続けるこの試みは、持続可能な社会への一歩となるでしょう。今後の展開にもぜひご注目ください。


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