群馬の素材を活かしたカントリーマアムがデビュー！学生との共同開発

高崎商科大学と不二家がタッグを組む

群馬県の観光振興を目的に、不二家と高崎商科大学の共同プロジェクトが始動しました。このプロジェクトは、学生が地域の特産物を活用して新しい商品を開発するというもので、不二家のロングセラーブランド「カントリーマアム」を題材にした商品企画に挑戦しています。

2024年5月から活動をスタートしたこのプロジェクトには、27名の大学生と20名の附属高校生、合計47名が参加。彼らは9つのチームに分かれ、地域の魅力を引き出すための調査を行い、商品企画のアイデアを考えました。決められた日程に沿って進められた企画は、各チームがそれぞれの案を発表するプレゼンテーションへと結実します。

プロジェクトの流れ

5月の開始から9月には中間報告が行われ、11月には総括プレゼンテーションが実施されました。全9チームの発表を受けて、不二家の審査員は最終的に4チームを選抜し、最優秀作品として「カントリーマアム（富岡シルクミルク）」が全国発売されることが決定しました。

新商品の特徴

「カントリーマアム（富岡シルクミルク）」は、群馬県特産の富岡シルクを取り入れ、なめらかな口当たりのシルクパウダーと深いコクの牛乳を生地に練り込んだクッキーです。そこにホワイトチョコチップを加え、ミルクソフトの味わいを再現しています。この商品は、6月3日に全国で販売開始予定です。特徴的な口当たりや風味豊かなミルクの味わいは、一度食べてみる価値があります。

富岡シルクの魅力

富岡シルクは、世界遺産の富岡製糸場で生産された繭から作られる高品質な国産シルク。国内の絹製品の中でも非常に貴重で、わずか0.1%以下しか流通していません。今回はこの貴重なシルクパウダーがカントリーマアムに使用されており、その上品な風味が楽しめるとのこと。

ミニサイズも登場！

同時に発売される「カントリーマアムミニ（富岡シルクミルク）」は、42gの個包装で持ち運びにも便利です。こちらも6月17日から全国発売！手軽に楽しめるサイズ感が嬉しいですね。

PRイベントの実施

新商品の発売を記念して、高崎商科大学主催のイベント「カントリーマアムpresents たべる！めぐる！シルクフェス」が、2025年5月31日に富岡製糸場で開催されます。このイベントでは、地元の老舗菓子店とのコラボカフェや、キャラクターの撮影会、試食会など、多彩なアクティビティが予定されています。学生たちが企画したこの楽しいイベントにぜひ足を運んでみてください。

高崎商科大学と不二家が織りなすこの取り組みは、地域の魅力を生かした商品開発の素晴らしい例です。地元特産品が美味しいスイーツとして形になった今回のプロジェクトから、また新しい美味しさが生まれそうです。是非、今後の展開にもご注目ください。