香川に集結!日本最大の豆腐祭典「ニッポン豆腐屋サミット」
2025年11月1日(土)・2日(日)、日本の豆腐文化を支える職人たちが集い、香川県高松市にて開催される「ニッポン豆腐屋サミット」。このイベントは、日本最大級の豆腐業界イベントとして、全国の豆腐職人や関係者が一堂に会し、手作り豆腐の魅力を広めることを目的としています。地方の伝統を守り、未来へとつないでいくための大きな挑戦でもあります。
手作り豆腐が消えゆく今、祭典の意義
今、私たちの食卓から手作り豆腐が姿を消そうとしています。1960年代には5万軒以上存在した豆腐店が、今や約4,000軒に減少している現状。この状況を打破し、手作り豆腐の素晴らしさを再認識するために開催されるのが、このサミットです。
職人たちが水、大豆、にがりを選び、手間暇をかけて仕上げる豆腐は、もはや単なる食材ではなく、芸術品と言えるでしょう。サミットでは、全国各地から選抜された約100種類の豆腐が一同に集まり、それぞれの職人の技と情熱が込められた作品として味わうことができます。
全国豆腐品評会と食べくらべ祭りの二本柱
このサミットの大きなイベントとして、2日目には「全国豆腐品評会」が行われます。業界の超一流の職人たちが競い合い、栄光の「日本一美味しい豆腐」が決まる瞬間を目の当たりにすることができるのです。
また、一般参加者も楽しめる「全国豆腐食べくらべ祭り」も同時に開催。全国の名品が集結し、参加費1,500円で自由に試食可能です。自分の好きな豆腐を見つけるだけでなく、職人たちに直接話を聞いたり、豆腐作りの裏話を聞ける貴重なチャンスもあります。
職人との出会い、想いを感じるひと時
この祭典では、豆腐の産地や職人のストーリーを知りながら、豆腐を味わうことができます。素材や製法に対するこだわり、食べ方の工夫など、普段は聞くことのできない豆腐の知恵を職人オリジナルの視点で学ぶことができるのも、参加者にとって大きな魅力となるでしょう。
豆腐の新たな可能性
さらに、豆腐はヘルシーでサステナブルな食材として、世界的にも注目されています。このイベントを通じて、地域の食文化を学ぶと同時に、未来の食の方向性にも触れることができる貴重な機会です。
豆腐マニアはもちろん、食文化に興味がある方々にとっても嬉しいイベントとなること間違いありません。スローライフや健康志向が高まる現在、豆腐の新たな可能性を見出すために、香川へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
イベント概要
- - 開催日: 2025年11月1日(土)・2日(日)
- - 会場: 高松国際ホテル 2F「瀬戸の間」
- - 参加方法: 一般の方も参加可能な「全国豆腐食べくらべ祭り」は事前申し込みが必要です。
手作り豆腐の魅力を再発見し、職人たちの情熱を感じる貴重な時間を、香川で体験してみてはいかがでしょうか。豆腐が持つ“味”と“文化”を、皆さんに5感で味わっていただけることをお待ちしています。