新作文楽「まちの灯」が誕生
国立文楽劇場では、チャールズ・チャップリンの名作映画『街の灯』を基にした新作文楽「まちの灯」が、2021年7月18日から8月9日までの期間に上演されます。この作品は、チャップリンの魅力を文楽という新たな形で表現したもので、ファンにはたまらないイベントとなることでしょう。
Bunraku Summer Festivalの一環
この公演は、公益財団法人文楽協会が主催する「Bunraku Summer Festival」の一部として開催されます。公演に先立ち、取材会が行われ、主催者をはじめ、脚本・演出を担当する大野裕之さんや、出演者たちが意気込みを語りました。
チャップリンと文楽の融合
大野さんは「チャップリンの作品が文楽になることを願っていました」と語り、長年の思いがこのプロジェクトを実現させたと述べました。特に『街の灯』のテーマである無償の愛を文楽で表現することは大きな挑戦ですが、自身の熱意をもって制作に取り組んでいます。
補綴師と出演者の意気込み
豊竹若太夫さんも、大野さんの脚本を基に義太夫節で表現することを大変光栄に感じていると語りました。「『街の灯』は単なるコメディではなく、愛の深さを感じさせる作品です。観客が楽しめるよう、分かりやすい語りを心がけたい」と述べ、文楽ファンを増やす起爆剤になればとの期待を示しました。
桐竹勘十郎さんは、チャップリンの作品に影響を受けた数々の経験をもとに、人形を使った演技の面白さを伝えることに意欲的です。「数多くの方に見ていただき、感想を伺えるのが楽しみ」と語りました。また、作曲を担当する鶴澤友之助さんは、文楽と西洋音楽の融合について触れ「新しい曲を創り出し、観客にも楽しんでもらえるものを目指しました」と述べました。
公演期間とチケット情報
「まちの灯」は、7月18日から始まり8月9日までの間、国立文楽劇場で上演されます。全席均一料金は一般6,000円、学生4,200円と、観に行きやすい価格設定となっています。さらに、障害者の方には特別割引が適用され、チケットは国立劇場チケットセンターやインターネットで簡単に購入可能です。
詳細情報
- - 開催期間: 2021年7月18日~8月9日、午後6時開演
- - 料金: 一般6,000円 / 学生4,200円
- - 予約方法: 電話やインターネットでの申し込みが可能。詳細はこちら。
この新作文楽「まちの灯」は、文楽の魅力を知る絶好の機会であり、観客の心をつかむこと間違いなしです。チャップリンの名作が文楽の舞台でどのように表現されるのか、ぜひその目で確かめてみてください!