マイボトルの新たな形
2025-12-02 11:25:41

大学生と共に生まれた環境に優しいマイボトル「uniボトル」の魅力

大学生と共に生まれた環境に優しいマイボトル「uniボトル」の魅力



2025年秋、私たちの毎日にもっと環境意識を取り入れた新たなマイボトル「uni(ユニ)ボトル」が登場します。この製品は、ピーコック魔法瓶工業株式会社が同志社大学経済学部の新関ゼミに所属する有志の大学生たちと共に開発したものです。若者世代のSDGs(持続可能な開発目標)への高まる関心を反映し、学生たちの意見を取り入れたこのミッションは、単なるボトルを超え、環境への配慮がビジネスで重要な役割を果たせることを証明します。

プロジェクトの背景



このプロジェクトは、実際に学生が持ち歩けるようなマイボトルが少ない現状を打破するためのものです。2020年1月に行われた意識調査によると、20代の過半数が日常的にマイボトルを携帯していないことが分かりました。ボトルメーカーとして、ピーコック魔法瓶はこの課題に真剣に取り組むことを決意し、値段やサイズ、使い勝手といった面での悩みを理解するために、学生たちと約2年半かけて共創プロジェクトを実施しました。

デザインや機能性に関しての意識調査を行った結果、多くの学生が「面倒くさい」と感じていることが判明。「重くて持ち歩けない」「ボトルがサイズ的に大き過ぎてカバンに入らない」といった具体的な問題が浮かび上がりました。そのため、このボトルは学生が日常的に携帯しやすいコンパクト設計を基に開発されました。

「uniボトル」の特徴



「uniボトル」は以下のような特徴を持っています:
1. 環境配慮への取り組み:リサイクル素材「Tritan™ Renew」を使用し、パッケージにもFSC認証を取得した素材を採用。売上の一部は環境団体へ寄付される予定です。
2. 使いやすさ抜群のコンパクト設計:400mlのサイズは携帯にも便利で、広口設計により給水も簡単です。
3. クリアボディとステンレス飲み口:ガラスのような透明感に加え、衛生的で耐久性のあるステンレス製の飲み口は、清潔さを保ちます。

あなたも参加できるSDGsへの貢献



「uniボトル」の製品名に込められた「uni」は、university(大学)、universal(普遍的)、unique(唯一無二)を意味します。このアイデアを基にしたデザインは、実際に学生たちが参画し、持続可能な社会の一員としての意識を高めながら開発されました。学生たち自身が考えたこのボトルへの貢献に、より多くの人が関心を持ち、マイボトルを持ち歩く日常を選んでほしいという思いが込められています。

新関三希代教授のコメントによれば、このプロジェクトを通じて学生が自ら発信し行動する機会を与えてくれることは、次世代が環境問題に取り組む意識を育むために重要です。また、大学内でウォーターサーバーの設置も推進されるべきであると考えられています。

まとめ



「uniボトル」は、環境への配慮を最優先にし、持ち運びやすさ、デザイン性、使用感を兼ね備えた新たなマイボトルの選択肢です。持つことが楽しみになるデザインと機能性を兼ね備え、私たちの持続可能な社会に向けた一歩を踏み出すアイテムとなるでしょう。学生たちとの共創によって生まれたこのボトルは、ただの製品ではなく、未来へのメッセージを持つ存在として、多くの人に使われることを目指しています。


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