近鉄名古屋駅の新看板で『名古屋から伊勢への旅』を体験しよう！

新しい旅の入口、名古屋駅で伊勢を感じる

2025年12月15日、近鉄名古屋駅のホームに五十鈴茶屋の特大看板がリニューアルされます。この看板は、和洋菓子ブランド「五十鈴茶屋」の40周年を記念したもので、高さ約1.98メートル、幅約1.86メートルの大型設計です。

新看板の最大の魅力は、五十鈴茶屋の商品キャラクターである「おかげ犬」が、近鉄特急「しまかぜ」に乗って伊勢神宮やおかげ横丁を旅する様子を描写している点です。また、看板にはQRコードが組み込まれており、スマートフォンでスキャンすると、おかげ犬の旅を描いたショートアニメーションを見ることができます。

この看板は、名古屋から伊勢志摩へ向かう玄関口として位置づけられ、利用客に伊勢の旅情を感じてもらうことを目的としています。新たに生まれ変わったデザインは、赤福ロゴに代わり、五十鈴茶屋ブランドとおかげ犬を前面に押し出しており、来庁する人々に強い印象を残すことを狙っています。

メインモチーフであるおかげ犬は、江戸時代に主人の代わりに伊勢参りをしたとされる逸話に基づいており、その姿が近鉄特急「しまかぜ」に乗って名古屋から伊勢に向かう様子が描かれています。背景には伊勢神宮やおかげ横丁、そして五十鈴茶屋の店舗や赤福餅など、伊勢の魅力が詰まったビジュアルが展開され、見る人にリアルなイメージを伝えます。

さらに、QRコードを読み取ることで、観光名所の賑わいやおかげ横丁の情景をおかげ犬の視点で体感できるショートアニメが再生されます。ホームの場で「伊勢旅行の始まり」として、旅への期待感を高める演出となっています。

SNSで交流しよう！

新しい看板の登場にあたり、近鉄名古屋駅では「#おかげ犬とおかげ参り」というハッシュタグを利用したSNS投稿企画も展開予定です。来庁した際には看板をバックに写真を撮影し、タグ付けして投稿した方にはお礼メッセージが送られるという嬉しいサプライズも！　駅で出会ったおかげ犬との思い出を、オンラインでシェアする素敵な機会です。

おかげ犬サブレの駅ナカ販売

2026年1月上旬より、近鉄名古屋駅のファミリーマートにて「おかげ犬サブレ」が販売される予定です。今までは主に百貨店等の催事での販売に限られていましたが、駅ナカで購入できるのは名古屋エリアでは初の試みです。「伊勢に行く前に」や「帰ってきた後に」と、旅の思い出を手軽に体験できるチャンスが増えます。

赤福と五十鈴茶屋は、近鉄名古屋駅のこの看板を「名古屋から伊勢への入口」と考えています。今後も伊勢の文化や季節、旅の楽しさを伝え、多くの人におかげ犬と共に伊勢の旅を楽しんでもらえるように努めていきます。

行き交う人々の目に留まり、心に残る存在となるこの看板のリニューアルを通じて、皆さんのおかげ犬との新しい出会いを心から楽しみにしています。