イケアと国際連携
2025-12-12 14:48:32

イケア・ジャパンが支援した国連人口基金イベントの意義とは

イケア・ジャパンが国連人口基金イベントを支援



2025年12月10日、イケア・ジャパンは国連人口基金(UNFPA)の『世界人口白書2025』発表記念イベントを支援し、たくさんの重要なメッセージを伝える場となりました。このイベントは、東京大学や外務省、内閣府特命担当大臣など多くの関係者が出席し、さまざまな観点から「家における平等」をテーマにした対話が行われました。イケアは、このイベントを通じて「家とは何か」という本質的な問いへのアプローチを示しました。

イケアの「家」に対する考え方



イケア・ジャパンのCFO小山公三子氏は、スピーチで「家はただの壁と屋根ではなく、安心感や帰属意識を提供する場所である」と述べ、家族が自由に交流し、すべての人々がもてなされる環境を大切にする考え方を強調しました。家での生活の質を向上させることが、ジェンダー平等やインクルージョンにつながるとして、全ての人々が尊重される社会の実現に向けたイケアの取り組みが紹介されました。

「Life at Home 2050」プロジェクト



この取り組みの一環である「Life at Home 2050」プロジェクトでは、未来に向けた女性と男性の役割見直しや固定概念の打破が目指されています。特に2025年には、家庭内での対話に役立つ絵本を制作する計画が進行中で、家庭の役割や価値観を見つめ直すきっかけを提供するものです。イケアは、この絵本を通じて多様な家族や個人が対話を深めることを期待しています。

世界人口白書2025の重要性



今年の『世界人口白書2025』は、ただ出生率を対象にするのではなく、各国の多様な課題を考慮しながら、家族を形成することができていない現実に焦点を当てています。このため、国連人口基金は生殖に関する自己決定権が欠如していることを強調し、家族形成の自由を求めています。イベントでは、内閣府特命担当大臣黄川田仁志氏と外務省の喜多洋輔氏が出席し、スピーチを行いました。

黄川田大臣は、「個人の選択を尊重することが極めて重要」と述べ、特に子どもや家庭が安心して暮らせる環境整備が優先されるべきだと強調しました。一方、喜多洋輔氏は「国際社会における日本の経験を共有することが、新たなソフトパワーとなり得る」と語り、参加者に国を超えた協力の重要性を訴えました。

心理的安全性とインクルージョン



参加者たちからは「自分の価値観を見つめ直すきっかけになった」や「家庭に関する話題が広がった」などの感想が寄せられ、イベントがもたらした心理的安全性の重要性が浮かび上がりました。このような対話を通じて、家庭内での平等について深めていく必要があります。イケアは、これからもインクルージョンを推進し、すべての人々がより豊かな生活を享受できるよう努めていきます。

まとめ



イケア・ジャパンは、国際的なイベントを通じて、家庭や社会の在り方についての意識を高め、さらなる対話を促進することに力を入れています。将来的には、これらの取り組みを通じて実現するジェンダー平等やインクルーシブな社会の構築を目指して、引き続き努力を重ねていくことでしょう。国連との協業を通じて、未来の家族の在り方について模索し、支援を続けるイケアの姿勢は、私たちすべてにとって希望の光となるでしょう。


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