日本の伝統工芸である輪島塗とウイスキーの名人によるコラボレーションが誕生しました。漆の美しい光沢とウイスキーの香りを引き立てる「咲グラスシリーズ」。このグラスは、輪島塗の職人、加波 基樹氏によって手作りされています。
このシリーズには、特に酒を楽しむためにデザインされた「咲グラス」と「蕾グラス」の2種類があります。どちらも手に馴染む重厚な触り心地が特徴で、そこに施された純金蒔絵が華やかさを加えています。これらのグラスは、ウイスキーのポテンシャルを最大限に引き出し、香りを楽しむための仕掛けが満載です。
今回の販売は、2024年の能登半島地震からの復興支援も兼ねており、重要無形文化財に指定されている輪島塗の技術を活かし、地域振興を後押ししています。咲グラスシリーズは、クラウドファンディングでその魅力が認められ、発売からまもなく100脚が完売するという反響を呼びました。
ウイスキー文化研究所が認定する「マスター・オブ・ウイスキー」として著名な静谷和典氏が開発したこのグラスは、ウイスキーの香りを最大限に香らせる機能があるため、ぜひ手にとって体験してみてほしいアイテムです。
「咲」という名前は、ウイスキーが「香りを咲き誇る」という願いと「笑みを咲かせる」という2つの意味から名付けられています。また、使用することで笑顔が満開になってほしいという思いも込められています。
加波次吉漆器店や静谷氏が誇る「咲グラスシリーズ」は、ただのウイスキーグラスではありません。日本の職人たちが心を込めて作り上げた美しいアート作品と、ウイスキーの深い香りを楽しむための道具が融合しています。
新宿で営むバー「リベット」や「新宿 ウイスキーサロン」でも、このグラスを用いた独自のテイスティングが可能です。ぜひ、お気に入りのウイスキーを注いで、和のテイストを楽しんでみてください。たった一杯のウイスキーでも、ここでの体験は格別なものになるに違いありません。
今後も、咲グラスシリーズは他のデザインやコラボレーションを予定しています。美しい日本の工芸品とウイスキーの魅力を感じられるこのカップを、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?