漆のミャクミャク登場
2025-04-10 12:16:23

大阪・関西万博コラボ!中川政七商店の漆のミャクミャクが登場

漆で表現されたミャクミャクの魅力とは



2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、奈良の老舗・中川政七商店が特別なコラボレーション商品を発表しました。今回は、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を日本の伝統工芸、漆で表現したオブジェ「漆のミャクミャク」です。この特別な商品は、2025年4月13日から万博会場内のオフィシャルストアやオンラインショップで販売されます。

漆の魅力を集結


この漆のミャクミャクは、漆の4つの加飾技法を使用しており、その独特な質感や美しさは圧巻です。販売価格は1,650,000円と高額ですが、それに見合った技術と心が込められています。漆の職人技が活かされ、青い目の部分は「螺鈿」、白目は「卵殻貼り」、胴体には「変わり塗り」、赤い細胞部分には「真塗り」が施されています。

4つの加飾技法


1. 螺鈿(らでん)
青い目には貝殻を使った螺鈿技法が使われ、軽やかに輝く魅力を放っています。細かな作業が求められ、目の細部まで慎重に仕上げられています。

2. 卵殻(らんかく)貼り
白目部分に使用されており、うずらの卵の殻を使った技法で、ざらりとした独特の質感を生み出します。この技法も非常に手間がかかり、職人の技量が感じられます。

3. 変わり塗り
鮮やかな青はこの技法で表現されています。技術者たちが試行錯誤を重ねた結果、夜の水面のような美しい光沢が生まれました。

4. 真塗り(しんぬり)
これは胴体の赤い細胞部分に使われ、漆独自の艶を最大限引き出しています。この技法には高い集中力が求められ、職人たちの高度な技術が垣間見えます。

販売情報


「漆のミャクミャク」は、万博会場内のオフィシャルストア KINTETSUおよび中川政七商店のオンラインショップで数量限定販売されます。大阪・関西万博の開催を記念するこの商品は、まさに日本の伝統工芸の真髄が凝縮された逸品です。

(販売日:2025年4月13日(予定))

また、これに先立って、中川政七商店は第一弾として鍋島焼や和紙、硝子、錫などの素材を使ったミャクミャクオブジェも発表しています。こうした商品群は、いずれも日本の伝統的な工芸技術が反映されており、贅沢ながらも親しみやすいデザインが魅力です。

日本の工芸が再び世界へ


2025年大阪・関西万博では、日本の工芸が再び世界にその魅力を発信します。中川政七商店が手掛けた漆のミャクミャクは、まさにその象徴ともいえる存在となるでしょう。多くの人々にその美しさ、そして職人の技術の素晴らしさを感じていただきたいと思います。

この機会に、日本の工芸が生み出す一つの奇跡、漆のミャクミャクをぜひ手に取ってご体感ください。


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