地域密着型の新たな試み
スターバックス コーヒー ジャパンと霧島酒造が共同で取り組む新たなプロジェクト「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」が、2026年1月に宮崎県都城市で始まります。このプロジェクトは、地域社会と自然を大切にすることを目的としており、都城市と一般社団法人more treesとの連携が組まれています。プロジェクトの中核となるのが、「みやこんじょ資源循環森林プロジェクト(通称ODEN)」です。これは、地域の森を育むための活動であり、単なるコラボレーションを超えた大きな意義を持っています。
ODENプロジェクトの背景
denプロジェクトの目的は、都城にある豊かな森林資源を活用し、循環利用を推進することです。都城市は、この地域ならではの木材生産を強化し、more treesと連携して適切な樹種の植林・育林を進めています。スターバックスと霧島酒造も、この取り組みに参加し、持続可能な社会を築くための一役を担っています。
スターバックスと霧島酒造は過去に、「たい肥クラブ」としてコーヒーかすと焼酎粕を活用したたい肥作りを行ってきました。今後は、地域内で採取したイチイガシの種子などを「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」の敷地内で育苗し、完成したたい肥を活用していく予定です。これにより、地元の森を育む活動が現実のものとなります。さらに、地域住民が参加できるワークショップを通じて、森への興味を高める試みも行われます。
参加型ワークショップの開催
2025年12月には「森の集い場 ワークショップ」が開催される予定です。このワークショップでは、大人や子どもが参加でき、「つみきで森とまちの未来地図づくり」や小さなスツール作りなど、多彩な活動が企画されています。特に親子で楽しめる「キッズバリスタ体験」は、子どもたちにとって新たな発見がある貴重な体験となるでしょう。
開催日時は2025年12月20日、場所は「道の駅」都城NiQLLで、入場料は無料ですが、一部のワークショップは事前予約が必要です。また、ワークショップに参加することで、地域の森づくりにも直接関われる機会が得られます。参加予約は2025年12月5日から開始される予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてください。
地域の魅力の再発見
スターバックスと霧島酒造は、このプロジェクトを通じて地域とのつながりを深めることに取り組んでいます。都城市は、豊かな自然環境や特産品に恵まれた魅力ある地域であり、スターバックスは地域の文化や環境を尊重した店舗づくりや地域還元に力を入れています。霧島酒造も地域とともに発展する企業として、自然環境を大切にした焼酎造りを行い、地域の再造林活動にも力を入れています。
これからも、スターバックスと霧島酒造は持続可能な未来を見据えた、地域社会に根差した取り組みを続けていくことでしょう。参加型のアクションを通じて、多くの人々がこの活動に関心を持ち、地域の森がさらに豊かに育まれることを期待しています。私たちもその一員として、未来に向けたアクションに参加していきましょう。