2025-26シーズン開幕戦を振り返る
10月2日(木)、りそなグループ B.LEAGUEの2025-26シーズンがいよいよ幕を開け、福岡のホームアリーナでの開幕戦で、ライジングゼファーフクオカがベルテックス静岡と対戦しました。試合は福岡が75-62で勝利を収め、見事な白星スタートを切りました。
前半:スリリングな展開
ゲームは、福岡が青木選手の3ポイントシュートでロケットスタートを切る形で始まりました。続いて、リード選手がミドルシュートでBリーグ初得点を挙げ、バーレル選手も力強いダンクを決めるなど、序盤は福岡が主導権を握ります。しかし、静岡も反撃を開始し、連続得点を許す場面が増えてしまいます。
第2クォーターでは、静岡の強固な守りに福岡が苦しむ時間が続きます。攻撃の流れが掴めない中でも、選手たちは粘り強く戦い、青木選手と會田選手の3ポイントシュートが決まり、徐々に点差を詰めていきます。前半を終える頃には、2点差にまで迫ることに成功し、良い流れを手にしました。さらに、バーレル選手はこの日、B2における通算500アシストを達成。得点だけでなく、プレーメイク面での貢献も大きく、チームを支えました。
後半:勢いをつけた福岡
後半が始まり、バーレル選手とリード選手のシュートが着実に加点し、アリウープも成功。ここで福岡は攻撃にリズムが生まれ始め、チーム全体の勢いが増していきます。流れを掴むと、逆転に成功するまでに至ります。最終クォーターではロースコアとなり、緊張が続く中、會田選手とパブロ選手の3ポイントシュートが決まり、勝負の流れをつかむことに成功しました。その後、リードを守り抜き、開幕戦を白星で飾ることができました。
個々の活躍
個人の活躍も光りました。青木選手と會田選手はそれぞれ3本の3ポイントシュートを成功させ、バーレル選手は19得点を記録。注目の新戦力リード選手も12得点をマークし、各選手が持ち味を発揮する素晴らしい試合となりました。
コーチのコメント
試合後、福島雅人HCは開幕戦を振り返り、選手たちが静岡の圧力に戸惑った場面もあったと述べました。ペースを掴むまでには時間がかかりましたが、後半に入って選手たちが静岡のプレースタイルに慣れ、やりたいようにプレーできる時間が増えたことが勝利に繋がったと語っています。当日は選手たちの活躍だけでなく、観客の盛り上がりも印象的で、素晴らしい雰囲気の中でゲームが進められました。
この素晴らしい勝利を糧に、福岡の今シーズンの活躍が楽しみです!