ヤマキグループ、2025年に向けた賃上げ実施
愛媛県伊予市に本社を構えるヤマキ株式会社は、2025年4月の賃金改定において国内グループ会社の従業員を対象に、平均4.0%の賃上げを実施することを発表しました。この賃上げは、2024年4月に実施された平均6.6%の賃上げに続くもので、2年間での累計賃上げ率は10%を超えることになります。
ヤマキは、長期的な経営ビジョン「YAMAKI Vision 2035」を策定し、2035年までに「世界の鰹節屋・だし屋、ヤマキ。」を目指しています。このビジョンの実現に向けて、ヤマキCSV(共有価値創造)のテーマを設定しており、「体の健康」「地球の健康」「心の健康」への社会的貢献を掲げています。特に、「ヤマキグループ従業員の心の健康・働き甲斐の実現」は大切なテーマの一つとして位置づけられています。
従業員の心の健康や仕事へのやりがいが企業の成長に繋がると捉えるヤマキでは、今後も従業員にとって安心して働ける環境づくりを通じて、熱意と責任をもって仕事に取り組めるようサポートを強化していく方針です。
賃上げの詳細
今回の賃上げの具体的な内容は、以下の通りです:
- - 引き上げ割合: 平均4.0%(ベースアップと定期昇給の合計値)
- - 対象者: 国内グループ会社に勤務する正社員、再雇用社員、契約社員(執行役員を除く)
- - 支給開始時期: 2025年4月から
ヤマキの企業理念
ヤマキは「鰹節屋・だし屋、ヤマキ。」として、単に美味しさを追求するだけでなく、健康や食文化の継承、さらには食資源の持続性の確保にも力を入れています。これにより、消費者のニーズに応えるだけでなく、社会全体に対する貢献も目指しています。
ヤマキの取り組みは、企業の社会的責任や持続可能性を大切にする上でますます必要不可欠となっており、今後の展開に注目が集まります。