カゴメが最高評価
2025-07-24 11:51:59

カゴメ、サプライヤー・エンゲージメント評価で最高評価を獲得

カゴメ、サプライヤー・エンゲージメント評価で2回目の最高評価獲得



カゴメ株式会社(愛知県名古屋市)は、国際的な非営利団体であるCDP(Carbon Disclosure Project)から、サプライヤーとのエンゲージメント活動において最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選ばれました。この評価は2022年に続くもので、カゴメの環境への真摯な取り組みが再び認められた形です。

CDPは、企業や都市の環境情報を測定し、開示、管理、共有を促進するための国際団体で、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されています。カゴメは、気候変動対策において、サプライヤーとの関係を強化することで、より良い結果を生み出すことを重視しています。

サプライヤー・エンゲージメント評価のプロセス



「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、CDPの気候変動調査から評価され、企業の「ガバナンス」「目標」「Scope3排出量」「バリューチェーン・エンゲージメント」といった要素に基づいてランク付けが行われます。カゴメは2030年に向けて温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、2022年2月にはSBT(Science Based Targets)イニシアチブから認証を取得しています。

また、2025年7月には農業などの土地利用に伴う温室効果ガス排出量に対する短期的な削減目標の認定も取得しました。カゴメはこれらの取り組みを通じて、温室効果ガスの排出量削減に向けた努力を重ねています。

特に重要なScope3排出量



中でも、Scope3排出量の削減に対しては特に力を入れています。これは、カゴメが直接管理できる範囲外における排出量を意味し、サプライヤーを含む全体のバリューチェーンにおいて協働が不可欠とされています。今回の評価においては、温室効果ガス排出量削減に向けたサプライヤーとの共同作業や、その進捗を把握することが高く評価されました。

カゴメは今後も、持続可能な地球環境の実現へ向けて、温室効果ガス削減の取り組みに一層注力していく考えです。その一環として、サプライヤーとのエンゲージメントを深めることで、より効果的な対策を講じていくでしょう。

持続可能な未来への道のり



環境問題は、企業の成長と持続可能な社会の実現を目指す上で避けて通れない課題です。カゴメは、サプライヤー・エンゲージメント評価で示された成果を基に、さらなる改善と革新を追求し、自然環境に配慮した製品作りを続けることを誓います。

カゴメの今後の動向に注目が集まります。持続可能な未来に向けたアプローチが、他の企業にも影響を与え、より大きなムーブメントへとつながることを期待しています。


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