10月11日、東京・丸の内ピカデリーで行われた『「AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025」THE MOVIE』の舞台挨拶は、ファンにとって特別な一日となりました。約6年ぶりのアリーナツアーの模様を収めたこの映像作品は、メンバーのトークや観客とのふれあいも盛り込まれていて、本当に貴重なイベントです。
この日の舞台挨拶に登壇したのは、THE ORAL CIGARETTESの4人。ファンの反応を見て、ボーカルの山中拓也が尋ねると、「どうでした?」という問いかけに、会場は熱い拍手と歓声で盛り上がりました。
アリーナツアー自体は、6thアルバム『AlterGeist0000』のリリースを記念して行われたもので、全国を巡るライブハウスツアーの後に、さらなるスケールアップを見せたイベントとなりました。メンバーたちは、このツアーが成果豊かなものであったことを語り、「みんなに観てもらえて嬉しい!」と感激を露わにしました。
特に、山中は演出のシンプルさが印象に残ったようで、「今回のツアーは映像と僕たちの肉体の4つで勝負した」と振り返りました。背後に設置された大型映像パネルがライブの迫力を引き立て、映画館でもその醍醐味が伝わったと鈴木重伸も強調しました。
映像の魅力は、様々な視点から同じライブを味わえることです。中西雅哉は、「ドローン撮影による臨場感がすごかった」と振り返り、久しぶりのアリーナ公演の迫力を体感できたことが嬉しかったと語りました。観客の様子を多く映したカットも今作の特徴で、あきらかにあきらは「ライブ中では観客の表情を近くで見ることができないので、その様子が見られるのは嬉しい」と話しました。
舞台挨拶では、メンバー同士の親しみやすいトークが続き、観客からの質問にも答えたり、オリジナルゲームで楽しんだりと、終始和やかな雰囲気が漂っていました。更に、この日が35歳の誕生日である鈴木にサプライズのバースデーケーキが運ばれ、観客と一緒に祝うという心温まる出来事も。鈴木は感謝の気持ちを述べつつ、今後のツアーへの意欲を語りました。
イベントの最後、山中は映像作品への愛情を表現し、「この映像を何度も観たい」と強調しました。多くのバンドマンにも見てもらいたいとし、「アリーナをこれだけ愛のある空間にできることを知ってほしい」との思いを語りました。これからもメンバーが小バコからアリーナまで様々なシーンで活動し続けるとのメッセージで締めくくり、ファンとの絆を深めていました。
このアリーナツアー作品の予約受付は10月19日まで続いています。リリースに向けた期待が高まる中、今後の活动にも目が離せません。