音楽ビジネスワークショップ
2025-11-21 13:33:02

青山学院大学で音楽ビジネスと著作権を学ぶワークショップが開催!

青山学院大学で開催された音楽ビジネスワークショップ



青山学院大学の学生たちが音楽ビジネスについて深く学ぶ貴重な機会を得たのは、ビクターエンタテインメント株式会社主催の社会連携ワークショップ『ビクター社員と音楽ビジネスから著作権を学ぼう』です。本講座には全学部から30名の学生が参加し、音楽の裏側に隠された著作権やビジネスの仕組みを理解することを目的としました。

音楽著作権を基礎から学ぶ



ワークショップでは、実際の音楽ビジネスに即した内容で、スマートフォンでの音楽視聴やSNSでのBGM利用など、身近な事例を通じて著作権について学びました。講師には法務・契約を担当するライツプランニング部のスタッフが登壇し、著作権の基本的な概念、その発生や保護について説明しました。

最初のセッションでは『著作物とは何か』や『著作権の種類』についての講義が行われました。学生たちはグループに分かれ、ロゴや建築物、さらにはAI生成物が著作物に該当するのかどうかを議論し、自分たちの理解を深めるワークショップ形式で学びました。

後半では、音楽ビジネスのより実践的な側面に焦点を当て、「権利許諾の実例」や「著作権のライセンス・譲渡の仕組み」、「YouTubeやTikTokなどでの収益化の仕組み」などを解説しました。普段はあまり触れられない音楽業界の仕組みを視覚的に理解できるよう図式が活用され、学生たちはその関係性を明確に把握することが学びの中でできたようです。

また、著作物を保護することの重要性だけでなく、それがどのように文化を育て、次なる創作へとつながるのかを意識させることができました。質疑応答の時間では、音楽著作権だけでなく、音源の取り扱いや音楽ビジネスの構造に関する質問が多数寄せられ、参加者は高い関心を示しました。

受講後のアンケートでは、「著作物の定義について新たな発見があった」「音楽レーベルとアーティストの関係を用いた解説が理解しやすかった」などのポジティブな感想が寄せられました。学生たちは、身近な内容を実践的な視点から学ぶことができた貴重な機会と感じたようです。

ビクタースタジオ見学会の実施



ワークショップだけでなく、参加者にはビクターエンタテインメントのレコーディングスタジオ『ビクタースタジオ』の見学も行われました。このスタジオは1940年の開設以来、日本の音楽シーンで多くの名曲を生み出してきました。見学時には、経験豊富なエンジニアが案内役を務め、レコーディングルームやミキシングルームを紹介しました。

参加者は、ボーカルレコーディングマイクを使って自分の声を聞く体験や、プロ仕様のピアノを試奏するなど、実際の制作現場に触れることができました。さらに、ミキシングルームでのデモンストレーションや大型スピーカーでの音楽視聴も実施され、音楽制作のプロセスがどのように行われるのかを見学者は直に体感しました。

アンケートには「音楽が作られるために多くの手間と時間がかかっていることを実感した」「体験型で楽しく、理解が深まった」との声が寄せられ、本当に貴重な機会だったと感じたようです。

音楽文化の発展への取り組み



ビクターエンタテインメント株式会社は、教育機関と連携し、音楽文化の発展に貢献する取り組みを今後も継続していく意向を示しています。このようなワークショップは、学生たちに音楽ビジネスの実態を理解し、将来的なキャリアにつなげるための重要なステップとなることでしょう。

音楽はいつの時代でも、人々に夢や感動を与える重要な要素です。ビクターエンタテインメントは、これからもその使命を果たすために、努力を続けていきます。


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