浜松で特別講義開始
2026-06-07 12:44:16

地域産業の未来を切り開く!浜松で「遠州織物」特別講義が始動

浜松大平台高校で注目の特別講義がスタート



静岡県浜松市に位置する浜松大平台高等学校で、地方産業の重要な一端を担う「遠州織物」に関する特別講義が始まりました。6月9日(火)に行われた初回の講義は、「”遠州織物”から紐解く地域産業とブランディング」というテーマのもと、37名の商業科・家庭科の2年生を対象としています。この講義は浜松大平台高校と若手グループ「entrance」の共同プロジェクトとして実施されるものです。

遠州織物の魅力とその課題



特別講義では、浜松地域が誇る地場産業「遠州織物」の歴史やそのユニークな特徴、現代が直面する課題についての解説が行われました。講師は、遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」の代表取締役である松下昌樹氏。松下氏は、浜松市職員として地域産業振興に貢献した後、自らアパレルブランドを立ち上げ、地域と共に歩む姿勢を体現しています。

講義では、まず浜松市における繊維業と地域産業との結びつきについて語られました。遠州織物が持つ本質的価値を理解することは、学生たちが地域産業について深く考えるきっかけとなります。また、産業のブランディングやマーケティングについても触れられました。HUISの取り組みを通則として、成功するブランディング手法がどのように展開されているのかを学ぶことで、学生たちのビジネス眼を養うことを目指します。

HUISの活動と文化を守る意味



HUISは、2014年の創業以来、遠州地域の高品質な織物を生かしつつ、全国的に展開しているアパレルブランドです。しかし、地域産業は後継者不足や市場環境の変化など、複数の課題に直面しています。松下氏は、自らの経験を通じて、地域産業の価値を伝え、次世代を担う学生たちに夢や将来を切り拓くヒントを与えることを期待しています。

次回の講義では、遠州織物のハギレを使ったワークショップが予定されており、参加者は実際に手を動かしながら学ぶ貴重な機会を得ます。さらに、9月以降には浜松市の出前講座もあり、地域の専門家から直接学べる機会が続いていきます。

松下昌樹氏の軌跡



松下氏は、浜松市職員を経て、地元の中小企業のブランディングを手掛ける株式会社55634に勤務し、その後株式会社HUISを設立しました。彼は地域に根付いた企業の重要性を深く理解しており、自身が携わった事業を通じて、地域が持つ可能性を最大限に活かすことに全力を注いでいます。2024年には、遠州織物の成長を記した書籍を出版予定で、この取り組みにより更に広く地域の魅力を発信していくことでしょう。

地域との共生を目指す



今回の講義は、浜松の地域産業の未来を考える上で重要な一歩です。教育の場において若者たちが地元の文化や産業理解に繋がる機会を持つことは、地域の活性化にも繋がります。これからの講義を通じて、学生たちが自らの未来を考え、地域を支える存在となることを期待したいです。地域との共生を目指したHUISの取り組みは、学生たちにとっても多くのインスピレーションを与えることでしょう。


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