ALDIOUSのラストツアーが豊洲PITで感動のフィナーレを迎える
2025年5月17日、ALDIOUSは無期限活動休止を発表し、8月から始まったラストツアー「The Dominators Last Standing 2025」が最終公演を迎えました。豊洲PITで行われたこの夜は、1,000名のファンの熱気に包まれ、特別なメンバー構成でステージに立った彼女たちによって、忘れられない瞬間が生まれました。
迫力あるオープニング
ツアーのクライマックスに相応しいオープニングSEが流れる中、メンバーが登場しました。Re:NOが背中の開いた黒のドレスで圧倒的なシャウトを披露し、Yoshiは赤いコスチュームで力強いギターを奏で、トキは美しいメロディを加えます。最初の曲「We Are」で会場は一気に盛り上がり、観客の期待感が高まりました。
ファンとの強いつながり
Re:NOは「こんばんは、ALDIOUSです。サイコーの夜にしていこうぜ!」と呼びかけ、続く「Ground Angel」ではすぐに観客を引き込む雰囲気を醸し出しました。彼女は感謝の意を表し、「今までで一番熱い夜にしたい」と語ります。Yoshiも「こんなにたくさん来てくれて、本当に嬉しい」とコメント。会場全体が一体となり、合唱が響きます。
ライブ中盤では、特別に用意された7分間のインストゥルメンタルが披露され、各メンバーの個性が結集されたパフォーマンスに、多くのファンが感動を覚えました。後半に入ると、「Wish Song」や「Luft」といったALDIOUSの代表曲が続き、ファンとの交流がますます深まりました。
感謝と思いを込めて
サワは「ALDIOUSがここまで愛されてきたのは、皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを述べ、トキは「感情を放出して、みんなでミイラになって帰ってください」と煽り、ラストスパートへと突入しました。「IN THIS WORLD」や「夜桜」での合唱は、熱狂を生み出し、メンバーも観客も一体となります。
心温まるアンコール
本編のラストは「Dominator」で、ALDIOUSの魅力を一気に再確認させるパフォーマンスが展開されます。アンコールでは、「I Don’t Like Me」や「Dearly」が演奏され、最後には「Redstrings」が披露されました。Arutoは「ALDIOUSの音楽は心にずっと残り続けるから、忘れないでね」と語り、感動を呼び起こしました。
ダブルアンコールでは、メンバーそれぞれがファンに感謝の言葉を贈り、トキは「ALDIOUSのCDを聴いてくれたら、楽曲の中にいつでも私たちがいる」と激励。ラストは「White Crow」で締めくくり、観客と一体となり温かい時間を共有しました。
Yoshiが「またどこかで会いましょう」と笑顔で宣言すると、熱い拍手が会場を包みました。この日は、メンバーとファンの絆を再確認させる素晴らしいライブとなりました。
ALDIOUSの歴史は一つの区切りを迎えたものの、その音楽の記憶は決して薄れることはないでしょう。豊洲PITでの感動的な終演は、これからも多くの人々の心に深く刻まれることでしょう。
リリース情報
この濃密なライブは、12月24日にBlu-ray、DVD、CDとして発売されます。17年間の集大成を記念した商品には、フォトブックやTシャツとセットの数量限定盤も用意されています。ファン必見のこのメモリアルライブ、ぜひ手に取ってみてください。