ヘラルボニーの快挙
2025-06-26 17:54:21

岩手から誕生したヘラルボニー、カンヌでの快挙を報告!

岩手県を拠点に活動する株式会社ヘラルボニーが、2025年6月にフランス・カンヌで開催された「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」において、「Glass: The Lion for Change」ゴールドを受賞するという快挙を成し遂げました。これは、障がいのある作家たちが持つ独自のクリエイティビティが、国際的な舞台で高く評価された証です。

受賞式の期間中には、ヘラルボニーの契約作家である小林覚氏が、同社の代表取締役・松田崇弥氏や、電通のクリエイティブディレクター・長谷川輝波氏と共に壇上に立ち、公式プログラムの一部としてクリエイティブの力について語りました。この受賞は、ヘラルボニーが掲げる「異彩を、放て。」という理念が広く認識された瞬間でもあります。壇上に立つ小林氏は、その独自の表現力で会場を魅了し、聞く人々に新たなインスピレーションを与えました。

さらに、受賞翌日には岩手県知事の達増拓也氏に対して表敬訪問を行い、知事からは「家族的なコミュニケーションを大切にし、地域に根ざしながらも世界に羽ばたいている姿勢が素晴らしい」と、感謝と激励の言葉が贈られました。知事は、ヘラルボニーの取り組みが社会のインクルーシブな経済を促進する働きに寄与していると評価したことは、今後の活動に対する期待を寄せる声となりました。

ヘラルボニーは、この受賞を新たな起点として位置づけ、「人らしく輝ける未来の可能性を広げる」とのコミットメントを再確認しました。創業以来、障害者のアートが持つ価値を広め、彼らの表現が持つ力を社会に促すことを目指してきた同社は、今後も多くの挑戦を続けていくことを誓っています。

小林覚氏の作品は、カンヌライオンズの舞台に立つことで、多くの絶賛を受け、彼の独自なアートのスタイルは今や国際的な評価のもとにあります。彼自身が表現する世界観は、日記や作文の独特なアレンジから生まれ、福祉の現場から新たな価値を生み出しています。小林氏の作品は、岩手県内でも注目され、特設コーナーがISAI PARKに設けられるなど、その影響力は広がり続けています。

さて、今回の受賞を記念し、ヘラルボニーでは特別なキャンペーンを実施中です。全商品が通常の2倍のロイヤリティが作家に還元され、これにより作家たちのさらなる創作活動を支援していく方針です。また、購入者には小林氏の描き下ろしアートのステッカーがプレゼントされるなど、地域と作家をつなぐ橋渡しの役割を果たしています。

今回のカンヌライオンズ受賞を通して、ヘラルボニーは「作家ファースト」の姿勢で、今後も地域の皆様と共に発展していくことを約束します。岩手県が創業の地であり、精神的な支柱でもあることを再認識し、その関係を大切にし続ける姿勢は、これからの創造的な活動への道しるべとなるでしょう。ぜひ、皆さんもヘラルボニーの新しいプロジェクトを通じて、彼らの世界を体験してみてください。これからの展開にぜひご注目を!


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