日本最大のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」
2024年、浜松国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を果たした鈴木愛美を輩出し、多くのピアニストがその名を知っている「ピティナ・ピアノコンペティション」。1977年から続くこのコンクールは、毎年全国各地で300以上の地区予選が行われ、8月下旬の全国大会ではハイレベルな競演が繰り広げられます。
課題曲発表について
2025年度の第49回大会の課題曲と参加要項が、2024年3月1日(土)10時に公開される予定です。この発表は、コンクールに参加するピアノ学習者にとって重要なステップとなります。
総合学習型コンクールとしての特色
「ピティナ・ピアノコンペティション」はただの演奏技術を競う場ではありません。参加者が音楽を深く学び、成長できる環境を提供する“総合学習型コンクール”として知られています。特に、指導者のための課題曲セミナーやeラーニング、アナリーゼ楽譜などを通じて、指導者も自らのスキルを向上させる支援がなされています。
幅広い参加者の成長を促すプログラム
コンクールは未就学児を対象とした「A2級」から、プロを目指すための「特級」まで、多様な部門が用意されています。これにより、参加者は自分のレベルに合った部門で挑戦し、同時に他の参加者と一緒に成長していくことができます。特級の部門は、ライブ配信やウェブサイトを通じてリアルタイムで進行し、多くの観客が応援する一大イベントとなります。
スケジュールと参加情報
2025年度のコンクールスケジュールは以下の通りです。
- - エントリー受付: 2025年4月1日~6月2日
- - 地区予選: 2025年5月24日~7月24日
- - 地区本選: 2025年7月23日~8月11日
- - 全国大会: 2025年8月17日~8月22日
ピティナの活動について
「ピティナ」は1966年に設立された日本の音楽教育をリードする団体です。約18,000人の会員と620の拠点を持ち、毎年多くのピアノ学習者や愛好者が参加するイベントを実施しています。特に「ピティナ・ピアノステップ」などを通じて、年間約43,000組が自身の演奏を発表し、交流を深めています。
このように「ピティナ・ピアノコンペティション」は、参加者にとって単なるコンクール以上の意味を持つ場であり、音楽を通じて自己成長を促す貴重な機会を提供しています。
公式ウェブサイトにアクセスして、詳細な情報をチェックしてみましょう!
ピティナ・ピアノコンペティションWEBサイト