日本人ドラマティックアーティストDan Mitchelがハリウッド映画祭に入選
今、アートの世界で注目を集めている日本人ドラマティックアーティスト、Dan Mitchel(ダン・ミッチェル)がハリウッドの名門映画祭「HRIFF(Hollywood Reel Independent Film Festival)」で入選を果たしました!その特別な瞬間は、2023年3月5日(現地時間17:00)に、ロサンゼルスの超一流会場L.A.LIVEで彼自身が監督、脚本、主演、プロデュースを手掛けた作品「A Love Story in The Summer」の上映によって実現されます。
夢が形になった「A Love Story in The Summer」
この映画は、彼が10年前に見た夢からインスパイアを受けて制作されています。「もし別れた彼女が、自分が好きだった頃にタイムスリップしてきたらどうなるのか?」という独自の視点から描かれる物語は、理系の出身という彼ならではの深い考察が光る作品です。舞台は、富士山がかすかに映る葉山の美しい海岸。ここで男女の会話劇が全編英語で展開され、観客を魅了します。
経験豊かなチームが支えた本作
この作品の技術的なクオリティを高めるために、経験豊富な技術者たちが集まりました。撮影監督を務めた前川達彦氏と、アカデミー賞優秀録音賞を受賞した録音技師の古茂田耕吉氏。60歳を超える彼らの熟練の技術が、丹精込めて制作された作品に厚みをもたらしています。また、音楽は海外の作曲コンペで受賞歴のあるピアニスト・ソングライターのAiko Yoshibaが担当。Danは今回の制作において、ほとんど指示を出さず、映像を見ながら彼女のインスピレーションで音楽を作曲してもらったのです。Aikoの楽曲はApple MusicやSpotifyでも楽しめます。
Dan Mitchelの三刀流デビュー
特筆すべきはエンドロールに流れる主題歌。これもDan自らが作詞・作曲・編曲を手掛けた「My love」で、彼は監督・俳優・シンガーソングライターとして、見事にハリウッドデビューを果たしました。この曲が主題歌として選ばれることは、彼にとって大きな意味を持つ瞬間です。
Walk of Fameでの路上ライブ
さらに、Dan Mitchelはハリウッドの名所「Walk of Fame」で路上ライブのパフォーマンスを行う予定です。これにより、彼のドラマティックな旅路をドキュメンタリーとして映像化し、全てのアーティストたちに新たな道を切り開く礎を築くことを目指しています。Whitney HoustonやQueen、Michael Jacksonの楽曲を交えたパフォーマンスは、ファンの心を掴むことでしょう。
クラウドファンディングでの支援
Danは、映画祭への出展やドキュメンタリー制作のために、クラウドファンディングを開始しました。企画の完成から募集開始までが短期間という無謀に思える挑戦ですが、彼は目標金額200万円の半分にあたる122万円をすでに集め、その支援の輪が広がっています。リターンも多彩で、個別のドラマをオリジナル曲にするプランや、高校数学の講座などが揃っています。
SNS配信と新たな展開
渡米中には、SNS配信も行う予定で、リアルタイムで彼の冒険を楽しむことができそうです。そんな彼の挑戦は、HRIFFでの入賞、L.A.LIVEでの作品発表を超え、国内でも新しいイベントを企画しており、代々木八幡にあるスタジオセオリーで「今夜はずっとリハーサル?」という新たなパーティを主催します。このように、アートを通じて人々の理解を深める活動は、Dan自身のアート哲学を体現したものになっているのです。
本人の思い
Dan Mitchelは、海外での成功に対して感謝の念を持っています。「これまでの人生で、特にトロフィーに縁のない時間が長かったですが、今こうして結果を出すことができたのは、支えてくれた人たちのおかげです」と語ります。彼はこの結果をスタート地点とし、これからも努力を続け、日本に素敵なお土産を持ち帰りたいと願っています。彼の今後の活動にも、ぜひご期待ください。