デビュー7周年を迎えたi-dle、グループ名を新たに「i-dle」に変更

デビュー7周年を迎えたi-dle、グループ名を「i-dle」に変更

韓国の女性アイドルグループ、i-dle（読み：アイドゥル）がデビュー7周年を迎え、グループ名を「(G)I-DLE」から「i-dle」に変更することを発表しました。これは、彼女たちが新たなスタートを切る象徴的な出来事と言えるでしょう。

この発表は、2023年5月1日に公式SNSチャネルを通じて行われました。デビュー以来彼女たちを支えてきた名前は、「女性」や「G」を示す括弧がついていましたが、一切の枠を取り外し、全ての性別に捉われない存在へと自己のアイデンティティを再構築することを目指しています。これにより、いかなる音楽とコンセプトでも自由に表現できることを期待されています。

また、グループ名変更と同時に新しいロゴとシンボルも公開されました。小文字の「i d l e」で構成されたロゴは、円の形をした点が放射状に広がるデザインで、彼女たちの無限の可能性や有機的なつながりを象徴しています。特に、5つの「i」が集まってアスタリスクの形になることで、個々のメンバーが一つに集結する様子を表現しています。

i-dleは、昨年12月に全メンバーがCUBE ENTERTAINMENTと再契約を結び、これからも彼女たちの音楽活動を続けていく意志を表明しました。この大胆なリブランディングは、単なる名前の変更に留まらず、さらなる成長を目指す意思が込められています。そして、「i-dle」として新たな収益発信力を持つことが期待されます。

グループはこれまで、「LATATA」や「Oh my god」、「DUMDi DUMDi」、「HWAA」、「TOMBOY」、「Nxde」、「퀸카 (Queencard)」などのヒット曲を送り出し、多くのファンから愛されてきました。昨年度は、2nd Full Album 『2』（Two）のタイトル曲「Super Lady」で、国内外の音源チャートで高評価を得ました。さらに、収録曲「Fate」では逆走チャート旋風を巻き起こし、7th Mini Album 『I SWAY』のタイトル曲「Klaxon」でも広く注目を集めました。これによって、彼女たちは「グローバル音源強者」としての地位を確立しました。

今後、i-dleは、3回目となるワールドツアー「2024 (G)I-DLE WORLD TOUR [iDOL]」を通じて、世界14都市のファンと直接交流する機会を得ます。また、「第1回 Korea Grand Music Awards (2024 KGMA)」ではグランドレコード賞を受賞し、「2024 Melon Music Awards (2024 MMA)」では今年のレコード賞と、名実ともにトップアーティストにふさわしい成果を上げています。

新たな一歩を踏み出すi-dleのいますますの活躍に期待が高まります。ファンとの絆を深め、音楽を通じたメッセージをさらに広げていくことが楽しみです。