村田良蔵が2025 WORLD MASTER柔術大会で見事銅メダルを獲得！

2025年8月28日から30日、米国ラスベガスのコンベンションセンターで開催された「2025 WORLD MASTER IBJJF JIU-JITSU CHAMPIONSHIP」において、スポーツ柔術日本連盟の代表理事、村田良蔵が男子マスター3黒帯フェザー級（68kg）で銅メダルを獲得しました。この大会は世界最大規模の柔術マスター大会であり、参加者数は約12,500人と過去最大規模を誇ります。村田選手は、世界中から集まった強豪たちと戦い、その名を知らしめました。

村田選手の試合経過

大会の初日は、村田選手にとって過酷なスタートとなりました。1回戦は開始50秒でアームバーを決めての一本勝ち。続く2回戦は不戦勝となりましたが、3回戦では2−0のポイント勝ちを収めました。準々決勝でもレフリー判定で勝利を挙げましたが、準決勝でバックチョークにより負けてしまい、その結果、銅メダルを獲得することとなりました。試合間隔は20分前後と厳しいものでしたが、村田選手は冷静に戦い抜きました。

村田選手のコメント

大会後、村田選手は "現地まで応援に来てくれた仲間や、日本から声援を送ってくださった方々、スポンサーの皆様に心から感謝しています。"と語り、今回の銅メダルを手にしながらも、金メダルへの強い思いを明らかにしました。彼は「日本の柔術が通用するという確信を深めています。来年は必ず金を獲りに行きます！」と、次の挑戦に向けた意気込みを見せました。

大会の規模と意義

この大会は、IBJJF（国際ブラジリアン柔術連盟）が主催するもので、世界中の柔術愛好者が集まります。名実ともに“世界一の舞台”であり、自国の選手が活躍することは非常に意義深いことです。村田選手の存在は、日本の柔術が国際舞台で競争力があることを証明しています。

未来の柔術シーンに向けて

村田選手が所属する道場、東京の原宿YAWARA JIU-JITSU ACADEMYや北参道SWEEP JIU-JITSU ACADEMY、北海道・札幌オーバーリミット札幌は、今後の日本の柔術シーンに新たな風を巻き起こす存在となるでしょう。村田選手の活躍が更なる若手選手の刺激となり、今後の大会でも日本の代表としての活躍を期待されます。柔術ファンならずとも、その成長は見逃せません。