豆腐の価値を考えよう
2025-10-30 14:20:22

豆腐の価値を考えるイベント「値段のない豆腐屋さん」が大盛況!

約5,700名が参加した「値段のない豆腐屋さん」イベント



2025年10月9日から12日まで、KITTE丸の内で開催された「値段のない豆腐屋さん」は、豆腐についての理解を深め、納得のいく価格形成について考えることを目的とした参加型イベントです。参加者は合計5,700名を超え、豆腐の生産から消費までの過程を体験しました。

参加者が学んだ豆腐の生産と価格形成


「値段のない豆腐屋さん」では、大豆の生産から始まり、製造、流通、さらには小売のプロセスまでを紹介。参加者が実際に豆腐の値付けを体験し、それぞれの段階でのコストを理解することで、豆腐の妥当な価格について考えさせられました。この体験からは、「消費者も納得のいく価格を求めている」という声がたくさん寄せられました。「もう少し値段が上がっても良いのでは?」という意見もあり、参加者の意識が変化していることが確認できました。

菊地亜美さんの参加とメッセージ


オープニングセレモニーには、タレントとして活躍する菊地亜美さんが登場し、豆腐への関心を呼びかけました。彼女は、豆腐の値付けを実際に体験しながら、「価格を考えることは、作り手の気持ちを理解すること」とコメント。さらに、専門家や企業の代表と共に、豆腐の価値について議論を交わしました。

菊地さんは、最初に108円を予想したものの、それが赤字であることに驚き、価格形成の難しさを実感。専門家の三輪氏は、「作る人、売る人、買う人が納得できる価格を見つけることは難しい」と語りつつ、参加者全員に豆腐の価格について考えることの重要性を訴えました。

フェアプライスプロジェクトの背景


このイベントは、農林水産省が推進する「フェアプライスプロジェクト」の一環です。国際情勢が変化し、農産物や食品の生産・流通コストが上昇する中、生産者や流通業者の現状を消費者に知ってもらうことで、より持続可能な食料供給を実現しようという狙いがあります。

このプロジェクトは、消費者が合理的なコストを考慮することで、日本の食の未来について理解を深め、共感を得るための広報活動です。日本の伝統食である豆腐が、これからも美味しく提供され続けるためには、皆の理解と協力が必要です。

まとめ


「値段のない豆腐屋さん」は、参加者に食材の背後にある価値を伝える素晴らしい機会を提供しました。豆腐を扱う業者や生産者、消費者が一緒になって考え、話し合うことで、より良い未来を作るための第一歩となることでしょう。国産大豆の可能性や、豆腐の価値を見直すことが求められる中で、今後もこのような取り組みが続くことを期待したいです。


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