Onitsuka Tigerがシャンゼリゼ通りにフラッグシップストアをオープン
日本を代表するファッションブランド、Onitsuka Tigerがこのたび、フランス・パリのシャンゼリゼ通りにグローバルフラッグシップストアをオープンしました。オープン日は7月3日。本ストアは、Onitsuka Tigerの多様なコレクションを展開する場であり、ファッションとスポーツ、そして伝統と革新が見事に融合しています。
この店舗は、特に「イエローコンセプト」というテーマに基づいており、Onitsuka Tigerのランウェイコレクションや、日本製デニムを使用した「DENIVITA™」など、さまざまな商品が揃っています。2フロアから成る店舗は、設計を担当した建築事務所Studio Dini Cataldiの巧妙なデザインによって、日本の美とパリの洗練が見事に調和しています。
特に目を引くのは、Onitsuka Tigerのシグネチャーカラーである「タイガーイエロー」を基調とした内装です。1856年に建てられたプライベートハウスThe Travellers Parisを活かしたこのスペースは、打ちっぱなしのコンクリート、照明に映える鮮やかなイエローのガラスといった素材がうまく融合し、ブランドの強いメッセージを伝えています。
中央には、イエローの光を放つガラスユニットが設置され、最新のコレクションが魅力的にディスプレイされています。また、店舗内のレイアウトはミニマルでありながらダイナミックなもので、幾何学的な天井や柔らかな照明が空間全体を演出。これにより、訪れる人々に心地よい体験を提供します。
さらに、1階にはCafé Onitsuka Tigerが併設されており、和の要素を取り入れたスペシャリティドリンクやパリならではのスナックが楽しめます。このカフェは、Onitsuka Tigerのライフスタイルブランドとしての世界観を垣間見ることができるスポットでもあります。
Onitsuka Tigerの庄田良ニカンパニー長は、このフラッグシップストアオープンがブランドにとって重要なステップであると語ります。彼は、街の歴史的な建築物を活かしつつ、地元の文化と共生する店舗にしたいという思いも表明しています。
新たな香水も登場!
さらに注目すべきは、Onitsuka Tigerが初めて発表する香水です。テーマは「静かな輝きをまとう」で、4種類の香りが用意されています。これらは、ブランドが大切にする対比の美学を表現しており、香調の中には伝統と革新、そして素材への繊細な感覚が見事に組み合わされています。
香水は、イギリス出身の調香師Mark Buxtonによるもので、彼の高級フレグランスに対する熱意や職人技が感じられる作品です。4つの香水の名前は、「ONITSUKA TIGER ONE」、「ONITSUKA TIGER TWO」、「ONITSUKA TIGER THREE」、「ONITSUKA TIGER FOUR」としてそれぞれ異なる香調を持ち、2025年秋から順次発売される予定です。
それぞれの香りは、美しさを引き立てるイエローのボトルに詰められ、プロヴァンス地方のグラースで製造されます。この香水も、Onitsuka Tigerのブランドアイデンティティを体現するアイテムとなっており、ぜひ期待して楽しみにしたいところです。
まとめ
Onitsuka Tigerのシャンゼリゼ通りのフラッグシップストアと新香水は、ブランドの革新性と洗練を再確認させる素晴らしい機会です。ぜひ、パリを訪れた際には新店舗を訪れ、香水を体験してみてください。新たな価値観に触れることで、Onitsuka Tigerの持つ独自の世界観を感じられることでしょう。