自然を守るワイン造りが実現した!天狗沢ヴィンヤードの新しい試みとは
山梨県甲州市に位置する「シャトー・メルシャン 天狗沢ヴィンヤード」が、環境省より自然共生サイトに認定されたことが発表されました。この認定は、持続可能な取り組みを通じて生物多様性を保全する果敢なアプローチを証明するもの。また、キリングループにとって3件目の認定となり、227周年を迎えるメルシャン株式会社が引き続き自然との共生を進めていることがわかります。
天狗沢ヴィンヤードの最大の特徴は、その生態系を守り育てる取り組みにあります。2014年から農研機構と協力し行ってきた研究の成果が、自然共生サイトに認定される根拠となりました。もともと地方はシカの食害により、多様性の低い環境でしたが、2017年に開園した後、定期的なモニタリングと生物多様性の確認を行い、その結果、2025年には111種の植物と30種の蝶類の生息を確認しているとのこと。また、そこには希少種も含まれているため、その価値は計り知れません。
このように自然環境が回復する過程を通じて「ネイチャー・ポジティブ」の概念を実現することが期待されており、これにより社会全体が生物多様性の保護に寄与することを目指しています。キリングループは自社管理畑の拡大を通じて、高品質なブドウの生産を図りながら、環境保全にも取り組んでいます。
天狗沢ヴィンヤードのワインが新発売
そんな天狗沢ヴィンヤードから新しいワインが登場します。2026年4月7日(火)に「天狗沢テンプラニーリョ 2024」と「天狗沢アルバリーニョ 2025」の2種類が発売されます。
赤い花やカシスの華やかな香りが特徴で、スパイシーなニュアンスときめ細やかなタンニンが楽しめるワインです。
洋ナシや青リンゴのフレッシュで爽やかな香りが広がり、カリンを思わせる果実感が特徴の白ワインです。
これらのワインは、メルシャン直営のECショップやワイナリーショップで購入可能。特に、自然環境を守りながら育てられたブドウの背景を知った上で味わうことができるこの機会は、ワイン愛好者にとっても特別な体験となることでしょう。
自然と共に生きるビジョン
キリングループは自然の力を活用しながら、持続可能なビジネスモデルを追求しています。生物資源や水資源、さらには気候変動の影響など複雑に絡む環境課題に対し、包括的なアプローチを通じて「ポジティブインパクト」を与える取り組みが重要です。これにより、自然の恵みを未来の世代に伝えるための価値観を共有し、社会全体の意識改革へとつなげていくことを目指しています。
天狗沢ヴィンヤードの自然共生としての新たな取り組みとその成果は、環境保護の一例として模範的な存在です。また、ワインを通じて自然の大切さを再認識するきっかけともなります。未来にわたり、こういった取り組みが多くの場で広がっていくことを願っています。