ジバンシィ新コレクション
2025-03-11 17:09:17

サラ・バートンが魅せるジバンシィの新たな挑戦とは?

サラ・バートンが魅せるジバンシィの新たな挑戦とは?



2025年3月7日、サラ・バートンによるジバンシィ2025年秋冬ウィメンズコレクションが発表されました。このコレクションは、偉大なデザイナー・ユベール・ド・ジバンシィの初のコレクションに使われたデザインパターンをモチーフにしており、サラにとって大きなインスピレーション源となっています。彼女は、ジバンシィの本拠地であるアルフレッド・ド・ヴィニー通りの邸宅の改装中に、隠し戸棚からこのパターンが発見されたことに触発されたとのことです。

サラはファッションにおけるパターンカッティングやクラフツマンシップの大切さを強調し、次のように語っています。「カット、シルエット、プロポーション——それが私の感覚であり、クリエイションの本質です。」彼女のデビューコレクションは、その言葉が如実に表れており、テーラードスタイルを基に女性らしいシルエットが見事に融合しています。

コレクションのスタートは「GIVENCHY 1952」と刻印されたストックマンから始まり、サラの独自のリズムがそこに響き渡っています。シンプルでありながら洗練された空間で、力強くも優雅な現代女性を描き出しているのが特徴です。「私は現代の女性のすべてを表現したい」と語るサラの思いが、このコレクションには詰まっています。

彼女のデザインは、強さや繊細さだけでなく、感情的な知性やセクシーさをも表現しています。例えば、力強いショルダーを持つジャケットやウエストを強調するコート、自由なフォルムを持つトラウザーなど、全体として非常にバランスの取れた作品群となっています。特に、布地が大胆に背中を見せるドレスやスリット入りのレザーペンシルスカートは、女性的なセクシュアリティを強調し、見る者の視線を引きつけます。

さらに、過去のデザインを現代的に再解釈することで、モダンなクチュールの新たな解釈が生まれています。シャンテリーレースを用いたドレスはミニ丈で、ボディラインを美しく強調。ユベールの時代を感じさせるバレットブラは、より挑発的なデザインへと昇華されており、ブレスレット丈のスリーブやコクーンバックのシルエットが印象的です。彼の象徴的なスカーフやリボンは、グラフィカルなレザーやオーガンザのエアリーなネックラインに生まれ変わり、もはやそれらは新しいファッションアイコンとなっています。

フロントロウでは、ジバンシィのジャパン・アンバサダーである俳優の菜々緒さんや、ルーニー・マーラ、シンガーのレイさんがこの特別な瞬間に華を添えました。彼女たちの存在もまた、サラ・バートンのデビューコレクションの成功を祝福するものでした。ジバンシィの未来が、これからどのように展開していくのか、期待が高まります。ジバンシィの魅力が詰まったこの新しいコレクションが、今後のトレンドにどのように影響を与えるのか、目が離せません。


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