国産メンマの挑戦
2026-06-30 15:37:11

日本初の国産メンマ誕生!放置竹林から生まれる地域資源とは

日本初の国産メンマ誕生!



日本において流通しているメンマの99%以上は輸入品という事実をご存知でしょうか。この常識を覆す挑戦が、福岡県糸島市の株式会社竹次郎によって始まりました。彼らは、放置されていた竹林から国産メンマを生産する新たなプロジェクトを推進し、地域資源としての竹の価値を再発見しています。

放置竹林を地域資源に変える「糸島モデル」



竹次郎は、2026年度に約6万本の幼竹を伐採し、125トンの国産メンマ塩漬け原料を生産しました。この取り組みは、ただの食料生産を超え、放置竹林問題に取り組む地域循環モデル「糸島モデル」として広く認知されています。竹林は成長が早く、放置されると森林に深刻な影響を与えるため、竹次郎はこれを「コスト」ではなく「産業」として捉え直しました。これにより、環境保全や地域経済の活性化を図っているのです。

大規模な共同プロジェクトの実施



このプロジェクトは、2026年の4月21日から5月11日の間に行われました。連携した約500名の地域住民、生産者、企業、学生、行政らが集まり、竹の収穫や加工を行いました。このような大規模なプロジェクトは、地域全体での協力によって実現しました。また、管理する竹林は約240ヘクタールにも及びます。

糸島モデルの全国展開



竹次郎では、糸島で確立した仕組みを全国各地に展開することを目指しています。現在、35都府県の生産者や団体と連携し、放置竹林の整備を進めています。これにより雇用を生み出し、地域資源を活用する新しい産業の創出を支援します。代表取締役の古賀貴大氏は、「放置竹林は全国共通の課題です。日本の竹から日本のメンマをつくり、未来へつなげたい」と語り、地域経済の活性化を目指しています。

今後の展望



竹次郎は2027年度までに、国産メンマ原料の供給を500トン体制にすることを計画しています。そして、放置竹林のさらなる整備を図りながら「糸島モデル」の全国展開を進めていきます。この取り組みが成功すれば、竹が地域の資源として見直され、持続可能な産業として成り立つ未来が見えてきます。

株式会社竹次郎の活動は、環境問題への関心が高まる今日、非常に意義深いものです。国産メンマは、単なる食材としてだけでなく、地域を豊かにする資源としての役割を果たすことが期待されています。この革新的な取り組みが、他の地域にも広がることで、多くの人々にとって新しい可能性を開くことになるでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 国産メンマ 竹次郎 糸島モデル

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。