感動映画の公開
2025-11-19 13:49:25

感動のドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON』がついに公開!

2025年12月12日、心に響くドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON ~Brüder よろこびのウィーン~』がアップリンク吉祥寺にて公開されます。本作は、一般財団法人さわかみ財団と一般社団法人El Sistema Connectが共同制作したもので、文部科学省に選定された作品としても注目を集めています。

作品の背景


本作は2021年12月、東京芸術劇場にて開催されたホワイトハンドコーラスNIPPONの特別な公演から始まりました。この合唱団は、ろう者や難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの子どもたちが共に歌う、インクルーシブな合唱団です。障がいの有無や経済的な背景に関係なく、すべての子どもたちに音楽教育の機会を提供する「エルシステマ」の理念に基づいて活動しています。

映画の中では、ホワイトハンドコーラスNIPPONがプロのオーケストラと共にベートーヴェンの「第九」に挑戦する姿が描かれています。ソプラノ歌手で芸術監督のコロンえりか氏の指導のもと、障がいを持つメンバーとそうでないメンバーが一緒に音楽を通じて響き合い、いわゆる“見える第九”が生まれる過程が示されます。これは、音楽が人々をつなげ、共感を生む力を持っていることを証明するものです。

ウィーンでの特別公演


2024年には、ベートーヴェン「第九」の初演地とされるウィーンでの公演が実施されます。この貴重な体験を通じて、子どもたちは音楽で世界を一つにする力を実感することができました。合わせて、著名な写真家・田頭真理子氏による写真展「第九のきせき」も行われ、子どもたちの手歌を題材にした作品が展示されていました。

スペシャルトークショー


公開初日の12月12日、映画上映後にはコロンえりか氏、田頭真理子氏、そして本作の監督である池田圭佑氏によるスペシャルトークショーが開催されます。このトークショーでは、音楽に挑む子どもたちの姿や作品への思い、さらには撮影の舞台裏について語り合う予定です。また、手話通訳も用意され、全ての人が参加できる環境が整えられます。

今後の展望


さわかみ財団は、「より良い社会を創る」という理念のもと、次世代の希望をつなぐ活動を展開しています。本作は、その一環として制作された素晴らしいドキュメンタリーです。

映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON』は、ただのエンターテイメントに留まらず、見る人の心に希望を与える力を持っています。この映画を通して、私たちも音楽の力を再認識し、より良い社会の実現に向けた一歩を踏み出すことができることでしょう。

ぜひ、この感動的な作品を劇場で体感してください。

公式情報


  • - 映画上映日時: 2025年12月12日(金)
  • - 場所: アップリンク吉祥寺
  • - 作品ページ: こちら
  • - さわかみ財団公式サイト: こちら
  • - El Sistema Connect公式サイト: こちら

音楽を通して未来を照らす『ホワイトハンドコーラスNIPPON』、あなたもその一部を見逃さないでください!


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