キユーピーの自由研究受賞作品が発表!
2025年7月から8月にかけて募集された「キユーピーの自由研究」の受賞作品が決定し、公式サイトの「食生活アカデミー」で公開されました。今回の発表では、小学1年生から6年生の約14作品が選ばれ、食に関するさまざまな視点から探究されたユニークな研究が紹介されています。
受賞作品のラインナップ
例えば、好奇心賞に選ばれたともたかさんの作品「たまごアレルギーのぼくのたまごかんさつとじっけん」では、卵アレルギーを持つともたかさんが、自らの興味を元に卵について研究を進めました。通常避けていた食品に対し、完全防備で実験を行う姿勢からは、彼の好奇心と探究心が感じられます。
また、探究賞を受賞したりえさんの「オレンジジュースはなぜ高いのか~しぼれる量?人気?それとも?~」では、日常の疑問を掘り下げることの大切さが示され、果物の価値に対する理解を深める研究となっています。どんな気づきから高い値段に結びつくのかを探求することで、食の価格について考えるきっかけを提供しています。
さらに、じゅりさんの社会賞受賞作「お米について~世界の米&びちく米~」は、世界のお米への興味を基に、さまざまな視点からお米について調査した作品です。彼女は、身近な食材であるお米がどのように世界で流通しているのか、また備蓄米についても言及することで、時事問題に目を向けた洞察力を示しています。
受賞作品の傾向
今年の受賞作品からは、身近な食生活に感じる疑問を掘り下げる研究と、社会問題に対する視点を持つ研究が目立ちました。日常生活の中で感じた素朴な疑問を、実験や調査を通じて深く考える姿勢が多く見られました。このような探究心は、食や環境に対する新たな視点を若い世代に提供しています。
また、社会の変化や問題意識を持ちながら、それを自分の視点で捉え直す姿勢は、今の子どもたちが抱える新たな課題を乗り越えるための重要な鍵となります。このような研究を通じて、参加者自身が「食」についての理解を深め、将来につながる力を得ているのです。
2030年へ向けた夢
キユーピーは2030年に向けて「キユーピーグループ 2030ビジョン」として、子どもたちの笑顔をサポートすることを掲げています。この「自由研究」や食育活動を通じて、子どもたちに「食」に対する興味を育み、未来に向けて役立つ力を育てることが展望されています。自由な発想と探究心は、今後の社会を支える大事な要素の一つですね。
ぜひ、受賞作品を通じて若き研究者たちの情熱と新たな発見を感じてみてください。公式サイトでの公開もお忘れなく!