待望の再演！2026年ミュージカル『ジキル＆ハイド』新演出版が上演決定

再演決定！ミュージカル『ジキル＆ハイド』の魅力

2026年3月、東京国際フォーラムにてミュージカル『ジキル＆ハイド』の新演出版が上演されることが決まりました。日本で長年愛されてきたこの作品が再び舞台に帰ってきます！

国家を揺るがす傑作

2001年の日本初演以来、数々の名優によってその魅力が見せつけられてきた『ジキル＆ハイド』。今回は、23年公演で圧倒的な存在感を放った柿澤勇人と、ミュージカル界の実力派、佐藤隆紀がWキャストでこの難役に挑みます。彼らがどのようにこの二重人格を演じ分けるのか、期待が高まります。

柿澤勇人は、前回公演において人間の内に潜む闇を見事に演じ切り、第31回読売演劇大賞で優秀男優賞を受賞。今回の新演出版では彼のさらなる成長に注目したいところです。一方で佐藤隆紀は、圧倒的な歌唱力で知られる実力派。彼の挑戦する『ジキル＆ハイド』がどのように表現されるのか、見る者に驚きと感動を与えることでしょう。

豪華キャストが集結

今回の公演では、個性豊かなキャスト陣が名を連ねています。ヒロインである娼婦・ルーシー役には、真彩希帆と和希そらの二人が選ばれました。二人とも過去に多くの作品でその才能を発揮してきた女優であり、ルーシーという役柄に深みを与えることでしょう。また、ジキルの婚約者であるエマ役には、Dream Amiと唯月ふうかが挑み、彼女たちの歌唱力が物語にどう影響するのかにも期待がかかります。

さらに、親友アターソン役に竪山隼太、ストライド役に章平、執事プール役には佐藤誓、エマの父親役には栗原英雄が登場します。演技において強い影響力をもたらすこれらのキャストたちが、物語の中でどのように絡み合っていくのか、注目です。

美術や振付にも新機軸

新演出版においては、美術や振付も大きく刷新される予定です。名曲を手がけるフランク・ワイルドホーンの楽曲に新たな表情を与えることで、観客に驚きと感動を提供することでしょう。

物語の背景

物語は19世紀ロンドンを舞台に、医師であり科学者であるヘンリー・ジキルの内面に潜む善と悪の葛藤を描いています。人間の特性を分離する研究が、予期せぬ方向へ進んでいき、ジキルの中に潜むエドワード・ハイドとして目覚めます。このジキルとハイドの壮絶な闘いが繰り広げられる中で、観客はさまざまな感情を味わうことになるでしょう。