日本パデル界の盛り上がりを祝う「JPA AWARDS 2024」
2024年3月15日、東武トップツアーズ株式会社で開催された「JPA AWARDS 2024」は、日本パデル協会(JPA)の年間最大のイベントです。約40名の参加者が集まり、2024年度の成果を称え、来る2025年度のさらなる発展に向けた意見交換が行われました。このイベントは、日本のパデル界に多大な影響を持つ数々の賞を授与する重要な場でもあります。
開会の挨拶と世界のパデル事情
開会の挨拶は、JPA会長の中塚浩二氏が行い、パデルの普及状況について語りました。世界には130を超える国と地域で、63,000以上のコートが存在し、パデルは急激に広がりを見せています。特に、オリンピック競技への承認に向けた取り組みや、国際大会の進化について熱く語り、その重要性を訴えました。このように国際的な背景を踏まえた発言は、参加者に感銘を与えました。
表彰式の内容
続いて行われた「JPA AWARDS 2024」の表彰では、8つの賞が授与されました。受賞者たちは、パデル界での貢献が評価され、特別な瞬間を迎えました。以下は受賞者のリストです:
- - 新人賞:大島シェア大凱
- - 優秀ジュニア賞:内海和心、岩本悠希
- - 優秀エバンジェリスト賞:山口建臣、平レオンオリリアス
- - 優秀施設賞:CHIGASAKI PADEL CLUB、パデル名古屋、パデルワンしんかな
- - 施設特別功労賞:アッセンブル大宮
- - パデル特別功労賞:相澤華子
- - 優秀選手賞:早野夏希、安藤輝明
- - 最優秀選手賞:畠山成冴
さらに、特別表彰として2024年度ジュニア日本代表チームには、「FIP JUNIORS ASIAN PADEL CHAMPIONSHIPS BAHRAIN」での優勝が称えられました。この表彰式は、日本パデル界の盛り上がりを実感させるものでした。
活動報告と未来への展望
第2部では、日本パデル協会の各事業部から、活動報告が行われました。副会長の玉井勝善氏は、パデルマーケットやプロモーション活動について説明し、2025年にはコート数が前年比25%増を見込んでいると発表されました。これにより、パデルの普及が進み、多くの新しいプレーヤーが誕生する可能性があることが期待されます。また、2026年までにパデル人口を10万人にする目標が掲げられ、熱い思いが伝わりました。
理事の高梨真言氏からは国内大会における活動報告が行われ、大きな盛り上がりを見せているJapan Padel Leagueの進展についても紹介されました。
さらに、2014年度のジュニア日本代表チームのアジア杯優勝への取り組みについても説明があり、来年度への期待が込められました。
組織の進化と感謝の気持ち
最後には、会長の中塚氏から組織の活性化に向けた変更について言及があり、一部理事が卒業し新たなメンバーが就任することが発表されました。これにより、JPAはさらに進化していく意欲を示しました。
「JPA AWARDS 2024」は、イベント参加者への感謝の言葉で締めくくられ、これからの日本パデル界の未来に向けた希望を感じる素晴らしい番組となりました。視聴された皆さんにとっても、貴重な経験になったことでしょう。
公式Youtubeでのアーカイブ動画は
こちら で視聴可能です。日本パデル協会のさらなる活動にも期待が高まります。