住友商事のCVCが個人ブランド支援サービスMOSHに出資

住友商事のCVCがMOSHに出資

住友商事株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルである「住商ベンチャー・パートナーズ」が、個人ブランド支援の新サービス「MOSH」を運営するMOSH株式会社に出資したことが発表されました。本記事では、この出資の背景とMOSHの独自のサービスについてご紹介します。

MOSHの魅力とは？

MOSHは、個人が専門性を活かしてオンラインで商品やサービスを販売できるプラットフォームを提供しています。2017年に設立されたこの企業は、ヨガやフィットネス、美容、音楽、料理、キャリア、育児といった多様な分野でのサービスをサポートしており、200以上の職種の個人商圏を最大限に活用できるストアフロント型のECサービスを展開しています。

MosHの展開は、単なるネット販売にとどまらず、ホームページ作成や予約の決済、コンテンツの管理、会員サイト管理、さらには月間サブスクリプションの提供など、個人がビジネスを展開する上で必要不可欠な機能を一気通貫で提供している点にあります。これにより、ユーザーは技術的なハードルを気にせず、自分の情熱をビジネスとして活かすことができるのです。

住商ベンチャー・パートナーズの狙い

住商ベンチャー・パートナーズがMOSHに出資した理由は、そのビジネスモデルの成長可能性に魅力を感じたためです。また、同社が掲げる「情熱がめぐる経済をつくる」というミッションにも共鳴したとのこと。今回の資金調達額は約22.5億円に上り、その資金はプロダクト開発や人材の強化、サービスの認知拡大、さらには海外展開へと活用される予定です。