NIKKOが飛鳥Ⅲへ
2025-09-10 11:30:21

117年の歴史を持つ日本の陶磁器メーカーが新たな挑戦!「飛鳥Ⅲ」のオリジナル食器を手掛ける

NIKKOと「飛鳥Ⅲ」のコラボレーション



1908年に創業した陶磁器メーカー、ニッコー株式会社(NIKKO)は、最近クルーズ船「飛鳥Ⅲ」向けにオリジナル食器を納品しました。この新しい船は「サステナビリティ」と「アート」をテーマに掲げ、NIKKOの環境への配慮や品質へのこだわりと深く結びついています。

飛鳥Ⅲの概要



2025年7月20日に就航する「飛鳥Ⅲ」は、日本船籍のクルーズ客船として最大の規模を誇ります。総トン数52,000トン、乗客740人、客室数は381室という豪華な設計で、日本のクルーズ文化を先導しています。この船では、心身を豊かにする多彩なダイニングやエンターテイメントプログラムが用意され、和のおもてなしを大切にした設計がなされています。さらに、環境にやさしいエコシップとして、最新技術を駆使して環境負荷を低減する取り組みが進められています。

サステナブルな取り組み



「飛鳥Ⅲ」の重要なテーマである環境負荷の低減は、NIKKOの食器にも深く反映されています。NIKKOは、サーキュラーエコノミーの実現を目指し、長く使える食器を提供しています。特に、「NIKKO FINE BONE CHINA」を使用した食器は、その優れた強度と美しさで知られています。最近、1つの画期的なプロジェクトとして、使用済みの食器から生まれるリサイクル肥料「BONEARTH®」を開発しました。これにより、農作物が育ち、再びNIKKOの食器上で提供されるという循環が実現しました。

飛鳥Ⅲの食器開発



飛鳥Ⅲで使用されるNIKKOの食器は、船内の各空間のテーマに合わせてデザインされています。日本の著名なアーティストによる作品が数多く展示されており、食器自体がアートの一部として楽しめるようになっています。例えば、日本画家・平松礼二のデザインされたショープレートや、土屋禮一のカップは、いずれもNIKKOの技術を駆使してその美しさを表現しています。

美術品と食器の融合



飛鳥Ⅲの魅力の一つは、各レストランやカフェで楽しめる美術品とアートの展示です。食事をしながら、平松礼二や土屋禮一などの作品を堪能できるのは、このクルーズの特権です。例えば、「ギャラリーカフェ」では、土屋氏の作品がカフェのデザインと調和し、訪れる人々に特別な体験を提供します。

NIKKOの品質と持続可能性



NIKKOは全ての製品を石川県の自社工場で一貫生産しています。その製造過程では、厳選された原料を使用し、高い品質管理が行われています。また、ボーンチャイナの含有量を約50%に高める技術は、世界中のシェフから支持されています。このような技術と持続可能性への取り組みが、NIKKOを特別な陶磁器ブランドにしています。

まとめ



117年の歴史を持つNIKKOだからこそ実現できた「飞鸟Ⅲ」への食器提供は、単なる製品納入に留まらず、持続可能な未来の象徴となっています。この新しい船での貴重な体験は、アートとグルメに深い悦びを与えることでしょう。今後もNIKKOの取り組みに注目です。


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