あすたま会始動!
2025-06-25 11:57:14

北海道のタマネギ生産を支援する新しい産業グループが始動!

タマネギの未来を担う新たな取り組み



2025年6月、ハウス食品グループは北海道の13軒のタマネギ生産者と共同で「明日もタマネギ生産を続ける会(あすたま会)」を設立しました。この新しい生産者グループは、タマネギの生産安定化と食卓での価値向上を目指しております。

スマイルボールとは?



「あすたま会」が取り組む、「涙のでない、辛みのないタマネギ『スマイルボール』」は2015年から生産されている注目の品種です。辛みがほとんど感じられず、そのままでも美味しいという特徴を持っています。このスマイルボールの開発を通じて、農業生産の課題を洗い出し、データ駆動型農業を実施することで、タマネギの生産を効率化することが求められています。

「あすたま会」設立の背景と理念



気候変動や人口減少による農業生産者の減少といった課題を抱える中、タマネギ生産に関わる契約農家と共にその解決策を模索すべく、「データ駆動型農業」を導入しました。これは収集した生産データに基づいて、効率的に農業を行おうというアプローチです。

また、タマネギの魅力を消費者に伝えるため、農業のバリューチェーン全体を通じて、消費者がタマネギの価値を感じられるような取り組みを進めています。野菜の魅力を実感してもらうための食育にも力を入れ、生活の中でタマネギが主役になれるような施策を展開しています。

今後の展望



あすたま会は、タマネギの生産安定化を図りつつ、消費者に喜ばれる商品の生産を目指しています。具体的には、タマネギを生産する農家と消費者との距離を縮め、野菜が食卓の主役になる価値を伝えていくことが重要です。

天候不安定な昨今でも、安定した質と量のタマネギを生産・出荷することを据える目標とし、さらなる品種改良や技術向上を推進しています。

代表者の意気込み



「スマイルボール」の生産に携わる西野恒さんは、環境への適応を強く意識しながら、農家同士での情報交換やデータの共有によって安定生産が進んできたと語っています。また、農業のプロセスを楽しみながら新たな価値を創造し、消費者にもその魅力を伝えていきたいと考えています。

「野菜はもっと楽しくなれる」との思いを持って、これからも活動を広げていくことを約束しています。

まとめ



タマネギは日本の食文化の中で欠かせない存在ですが、その生産が持続可能であるためには、生産者だけでなく消費者の理解と協力も不可欠です。ハウス食品グループが立ち上げたあすたま会が、この新しい時代の農業の在り方を示す一歩となることに期待が寄せられています。また、新たな花を咲かせるタマネギの未来を、私たちも応援していきましょう。


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