日本の美を再発見する『好古』展
2025年11月10日から11月26日まで、千代田区外神田のアートスペース「東依」にて美術展「好古(こうこ)」が開催されます。この展覧会は、江戸から明治、大正の三つの時代をテーマに、古き良き日本の美術や工芸を現代の視点から再構築し、視覚的に楽しむことができるユニークな機会です。
“用の美”の進化を感じる
本展の中心的テーマである「用の美」は、江戸時代の静かな器、明治の熱気に満ちたデザイン、大正の遊び心に富んだ造形へと続く、美意識の変遷を象徴しています。それぞれの時代がどのように人々の生活を彩り、何を美しく感じたのか、その答えを作品の中に探ることができます。
特色ある三時代の器や工芸品
展示では、江戸時代の静謐さ、明治のモダンな意匠、大正の自由な発想が形となった器や工芸品が一堂に並びます。これらの作品は、時代毎の文化や価値観が織り交ぜられたもので,来場者は日本の生活を彩る美の変化を感じることでしょう。
「東依」の美しい空間
開催地の「東依」は、自然光がたっぷりと差し込む、おしゃれで落ち着いたギャラリー&カフェスペースです。木のぬくもりあふれるインテリアが、展示される古美術の色合いと質感を一層引き立て、来場者を静けさと美に包み込みます。展示室自体がひとつのアート作品として、来場者に語りかける体験を提供します。
東齋美術について
本展を主催する東齋美術は、日本の古美術と工芸を専門とするギャラリーで、国内外での展示や販売を行っています。その豊かな審美眼に基づき、選び抜かれた作品を通じて日本の美を再提示することを使命としています。古美術が持つ神秘や魅力を最大限に引き出す展示を常に追求しています。
展示会の詳細
- - 展示名:東齋美術 展示会「好古(こうこ)」
- - 会期:2025年11月10日(月)〜11月26日(水)
- - 会場:東依 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-1-10
- - アクセス:JR御茶ノ水駅、千代田線新御茶ノ水駅から徒歩約6分
- - 開館時間:13:00〜18:00(会期中無休)
- - 主催:東齋美術(株式会社東齋)
- - 公式サイト:https://www.toui.tokyo/
この展示会では、ただ作品を見るだけでなく、その背景にあるストーリーや美の価値を感じることができるでしょう。静と動、過去と未来が交差する感動的なひとときを体験するために、ぜひ足を運んでみてください。美術が紡ぐ物語が、皆様をお待ちしております。