物価高に負けない!ファッション消費意欲の実態とは
昨今の物価上昇の影響を受けて、ファッション業界では消費者の動向が注目されています。株式会社オンワード樫山の調査によれば、全国の20代から70代の男女429名を対象にしたアンケートにおいて、消費者のファッションに対する意識が見えてきました。ファッション消費意識の実態と、消費者が求めるアイテムの傾向についてご紹介します。
ファッション支出、減少者は39%に
調査結果では、39.1%の人がファッション支出を「減らした」と答えています。しかし、逆に60.9%は「変わらない・増えた」と回答しており、物価高の影響を受けながらもファッションへの対する支出意欲は維持されています。
「減らした」とする回答者の多くは、生活費が増えたため【48.2%】とのこと。これは直接の影響ですが、一方で「服が足りている」と感じている層も多く存在し【31.0%】、単にファッションを削減しているわけではないという結果も見えてきます。
潜在的消費意欲の高さ
さらに掘り下げると、61.5%の人が「もっと使いたいが我慢している」または「使いたいが、余裕がない」と回答しています。特に20代では、62.5%が我慢していると感じる一方、女性全体では66.6%に達する結果が!これは、物価高の影響はあれど、ファッションに対する情熱は依然として強いことを示しています。
その中でも注目すべきは、「高品質なアイテム」に対する需要が特に高いこと。消費者は「ちょっと高額でも質の良いもの」への意識が高まっており、一般的な節約ではなく、趣味や嗜好品との捉え方に変化が見られます。
「買い続けたい」アイテムの傾向
調査で「値上がりしても買い続けたい服」という質問に対しては、34.6%が「高品質なアイテム」と回答。この結果は、資金的に厳しい状況でも、自分が選びたい高品質な商品に対してはしっかりと投資したいという消費者の姿勢を表しています。この傾向は、年齢層によって異なるものの、全体的には「気持ち的にはファッションを楽しむんだ!」という意欲が見え隠れしています。
主な節約方法の多様化
さらに、ファッションの節約についても意識が高まっており、最も実践されている方法が「購入する点数・頻度を減らす」(48.3%)であることがわかりました。この結果からは、消費者が意識的に支出を管理し、一方でクリエイティブにファッションを楽しもうとしている様子が伺えます。
年齢層による違いもあり、特に高齢者層は「購入する点数・頻度を減らす」傾向が強い一方、20代から30代は「セールやアウトレットを活用する」という選択肢が多いという結果も示されています。また「フリマアプリの活用」や「循環型消費スタイル」の実践に見られるように、消費者のファッションに関するアプローチは多様化しています。
まとめ
このように、物価高が続く中でも、消費者のファッションに対する熱意は衰えず、むしろ質の高いアイテムを望む声が高まっています。また節約方法も多様で、年齢に応じた工夫が見られます。オンワード樫山では、これらのリアルな声を基に、新しいファッション提案を行い、皆さんのライフスタイルに寄り添った商品やサービスを提供していきたいと考えています。