第18回スイーツ甲子園が感動のクライマックスを迎える
高校生パティシエ日本一を決定するコンテスト「第18回スイーツ甲子園」が、2025年9月15日に開催されました。この大会は、2008年から貝印が主催し、2020年度からは産経新聞社に事業が譲渡され、今年で18回目。若い才能が光る舞台で、千葉県の野田鎌田学園高等専修学校のチーム「plaisir(プレジール)」が見事「貝印賞」を受賞しました。
大会の詳細
今回のコンテストテーマは「ウェディングケーキ」。結婚式に欠かせない華やかなケーキのオリジナルレシピが求められ、全国からエントリーされた作品から厳選された6校が決勝に進出しました。この大会は、YouTubeのスイーツ甲子園公式アカウントでライブ配信もされ、多くのファンが視聴しました。
「スイーツ甲子園」の公式YouTubeでは、過去の大会の模様や受賞作品もアーカイブ配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
貝印賞受賞の意義
野田鎌田学園高等専修学校が受賞した「貝印賞」は、道具を適正かつ大切に使用したチームに贈られる特別な賞です。受賞チームには、貝印が新宿伊勢丹本館地下1階に設ける「Kitchen Stage」で、生徒たちが考案したレシピを提供する機会が与えられます。これにより、若き才能が一層花開くことが期待されます。
では、チーム「plaisir」とはどのような学校で、どんな素晴らしいスイーツを考案したのでしょうか。続いて、その魅力を深掘りしてみましょう。
チーム「plaisir」の背景
「plaisir」は、フランス語で「喜び」や「楽しみ」を意味します。この名前には、スイーツ作りを通じて多くの人々に喜びを届けたいという願いが込められています。彼らの作品は、単に美味しさだけでなく、見た目の華やかさやテーマに対する斬新なアプローチも評価されました。
優秀な審査員たち
決勝大会では、著名なシェフお二人が審査員として参加しました。永井紀之シェフと鎧塚俊彦シェフが、その視点から多くの作品を審査し、優れた技術や創造性を評価しました。そして、兵庫県育成調理師専門学校 高等課程のチーム「Éclat fière (エクラ フィエール)」が、栄えある文部科学大臣賞を獲得しました。
「Kitchen Stage」の魅力
「Kitchen Stage」は、新宿伊勢丹本店地下1階に位置し、2007年にオープンしました。ここでは3~5週間ごとに、人気の料理人や料理研究家が考案したメニューを提供しています。この場所は、家庭で再現できるような調理ポイントや使用する食材、道具も詳しく案内され、訪れるすべての人に楽しんでもらえる工夫が施されています。
貝印株式会社について
貝印株式会社は、1908年に岐阜県関市で創業し、以来115年以上にわたり、刃物を中心に家庭用、業務用の製品を手掛けています。カミソリやネイルケア商品、調理器具まで多岐にわたり、1万アイテム以上の製品を展開し続けています。この豊富な商品群が、高校生たちの才能を支える背景ともなっています。
最後に
「第18回スイーツ甲子園」での成功は、野田鎌田学園高等専修学校チーム「plaisir」にとって大きな自信となることでしょう。彼らの今後の活躍を期待しつつ、スイーツ文化の発展と新しい世代のパティシエたちが育つことを心より願っています。これからもスイーツ甲子園から目が離せません!