ぐぐるプロジェクト
2025-08-07 16:42:35

ふくしまの思いを届ける「ぐぐるプロジェクト」キックオフミーティングの模様

ふくしまの思いを届ける「ぐぐるプロジェクト」キックオフミーティングの模様



2023年、環境省は「ぐぐるプロジェクト」を通じて、福島の日時をより多くの人々に伝えることに注力しています。このプロジェクトは、放射線による健康影響を含む正確な情報を提供することを目的とし、2023年度の活動が本格的にスタートしました。

8月に行われる「こども霞が関見学デー」に向けた準備も進行中です。このイベントでは、来訪者に福島や放射線に関するクイズを通じて親しみやすい情報を提供します。また、全国各地のイベントに参加し、福島の現状について広く伝える予定です。これを受けて、7月31日には東京国際フォーラムにてキックオフミーティングが開催され、本年度の方針や活動が発表されました。

「自分ごと化と行動のバトン、全国へ」をスローガンに掲げ、昨年度のふくしまメッセンジャーズによる活動を基盤に、より多角的な情報発信への取り組みが強化されます。特に、6月から始まったロールプレイングによる模擬体験が注目を集めました。この実践的なトレーニングでは、出演者に桂三四郎さんや箭内夢菜さんが参加し、参加者にリアルな体験を提供。クイズ形式での情報提供の工夫がなされ、親世代と子世代を結ぶ魅力的な態勢が整いました。

大阪大学の大竹文雄特任教授は、ロールプレイングについて「子供が興味を持つキャラクターから話を展開し、親しみを持ってもらうことができる」と指摘。子供から親への学びを促す手法の有効性を称賛しました。また、同年代向けの渉外活動へも言及し、SNSや同世代からの情報発信の重要性を強調されました。

キックオフミーティングでは、昨年度の調査結果に基づき、福島メッセンジャーズの活動は特に有効であるとの評価を受け、年齢に応じた情報発信の重要性が再確認されました。大井通博環境省大臣官房審議官も、「情報発信は一つの数字だけで判断できるものではなく、各世代への配慮が欠かせない」と述べ、十分な準備と意識が持たれなければならないとされました。

今回のイベントでは最後に、参加者全員での記念撮影も行い、メッセンジャーズの活動が持つ意義を再確認する機会となりました。今後は「ぐぐるプロジェクト」の特設サイトでの活動報告が予定されています。全国の皆さんにふくしまの思いをしっかりと届けるべく、今後も注目していきたいですね。


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