山形県で開催された「第2回おいしい米粉パンコンテスト」
2月15日、山形県観光物産会館ぐっと山形で「第2回おいしい米粉パンコンテスト」が開催され、表彰式と販売会が行われました。このコンテストは、米粉の利用を促進し、消費者の米粉パンに対する関心を高めることを目的としています。
今回のテーマは「米粉だからおいしいパン」で、全国18の都府県から38の事業者が参加し、合計111商品の応募がありました。厳正な審査を経て、7商品の受賞が決定し、受賞者には賞状と記念品が贈られました。
グランプリを受賞したBakeshop Sol Sol
グランプリを受賞したのは、愛知県碧南市のBakeshop Sol Solが製造した「花酵母のカンパーニュ」です。代表の片山幸寛氏は、受賞スピーチで「米粉を通じてアレルギーを持つ人でも、同じものを一緒に食べてほしい」と熱い気持ちを表し、会場は温かい拍手に包まれました。
受賞商品一覧
「花酵母のカンパーニュ」/Bakeshop Sol Sol(愛知県碧南市)
「米粉シンプルハードパン」/株式会社にじとまめ(愛媛県西条市)
「酒種おこめぱん(枝豆&チーズ)」/有限会社アイグラン(東京都八王子)
「むちっとベーグルおさつバター(植物性バター使用)」/komeiro(山形県米沢市)
「いわきオリーブのフォカッチャ」/定食笑いーと(福島県いわき市)
「くりーむ」/あおいそら(山形県東根市)
「米粉ずんだシュトーレン」/パン工房ボネロ(岐阜県恵那市)
受賞商品やコンテストの詳細は、公式ホームページで確認できます。
販売会の盛況
表彰式後、開催された販売会では、受賞商品をはじめとした、各店舗自慢の米粉関連商品が並び、多くの来場者で賑わいました。訪れた人々からは、「実際に味わうことができて嬉しい」「小麦アレルギーだが、色々なパンが食べられて楽しい」という声が聞こえ、米粉パンの魅力を実感する機会となりました。
今後の展望
山形県は、米粉の消費拡大とその魅力の発信を今後も続けていく方針です。米粉パンの多様な楽しみ方が広がる中、多くの人々に愛される存在として、米粉の可能性がさらに拡大していくことを期待しています。皆様もぜひ、米粉パンの世界を体験してみてください。