アパレルブランド『ワンピース』が新たな顧客体験を創造するオンラインコミュニティを発表

新しいスタイルのアパレル体験

アパレルブランド『ワンピース』が、ホンネデータプラットフォーム「coorum」を導入し、オンラインコミュニティ『MAISON de CAWAII』を発表しました。この取り組みは、デジタル時代における顧客との新たな関係構築を目指しています。以下では、ワンピースの期待や理念について詳しくご紹介します。

『coorum』導入の背景

ワンピースは、顧客とのつながりを何よりも大切にしてきました。そのルーツは、コロナ禍以前に開催していた「Tea Party」というイベントにあります。このオフラインの場では、お客様と少人数で集まり、自由に意見を交わす時間が提供されていました。情報を受け取る一方通行な関係ではなく、フラットな関係性を重視してきたのです。

しかし、時代の変化に伴い、デジタル空間においてもこのようなコミュニティの価値を再現したいという思いが高まりました。それが『MAISON de CAWAII』の立ち上げにつながったのです。Asobicaが提供する「coorum」は、双方向コミュニケーションを促進し、顧客の本音を収集し分析することで、よりパーソナライズされた体験を実現します。

オンラインコミュニティ『MAISON de CAWAII』の特色

この新たなコミュニティは、ブランドと顧客が共創する場として位置付けられています。会員のみが利用できるクローズドな交流スペースでは、同じ価値観を持つ仲間と情報をシェアできます。さらに、スタイリストやブランドスタッフによるコーディネート相談ができる他、限定イベントとして特別な体験にも参加可能です。

また、商品開発に関与する機会もあり、リアルな声を反映した商品作りを行うことができます。『MAISON de CAWAII』では、ブランドの運営や企画にも参加できるため、顧客の意見がダイレクトに反映される仕組みが整っています。

顧客体験(CX)の向上へ

ワンピースが目指すのは、単なるアパレルブランドとしての役割ではなく、顧客と共に生きるパートナーとして進化することです。ブランド担当者は、「自分らしさを追い求める場所が必要」と訴えています。個々が置かれた環境や年齢などの違いを尊重し、全ての人の多様性を受け入れることで、心から「わたしを咲かせる」体験を提供することを目指しています。

未来への取り組み

不安が募る社会の中で、誰もが“ありのままの自分”を表現できる空間を提供することが、ワンピースの使命です。テクノロジーを駆使し、顧客の声をしっかりと受け止め、より豊かな体験を届けることで、幸福度の向上を目指していきます。これからもワンピースは、顧客と手を携えながら、新たな価値を創造し続けるでしょう。

この新しい試みのスタートを、ぜひ注目してみてください。